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本年度の輸入の取り組みが心配されていたアスパラソバージュですが5月の下旬になってようやく入荷しました。フランス現地での出荷遅れもあり今年は食べられないかと思っていましたがヴィータ・フェリチタの北村シェフが即興で上の画像の卵とアスパラソバージュの逸品を作って下さいました。もう最高でした! さすがプロの仕事です。
本年度は出遅れながらもあともう一回入荷があるようです。短い期間ですがもう一回ぐらい食べておきたいもんですね。
今日はとても天気のいい日和でしたね。夏が徐々に近づくことを感じさせてくれる野菜の一つに枝豆があります。大豆を若穫りしたものが枝豆ですが今から真夏にかけてその需要も生産も本格化してきます。
枝豆をつぶしたり、素材の特性を活かしたりして様々な料理やお菓子にも使われたりします。でもやっぱり基本はビールのお供でしょうかね。
冬瓜はこれから夏のシーズンにかけて清涼感を感じさせてくれる野菜です。何で夏の時期なのに冬瓜というのかといえば、冬瓜は保存性が高く常温でも数ヶ月保存が出来て、まるで冬まで保存できる瓜ということで名付けられたそうです。
あまりクセのない淡泊な味わいの冬瓜はいろんな料理に使われます。戻した干しエビと煮たものをヒンヤリと頂くと夏バテも解消されそうですね。
妃子笑はライチの品種の一つで緑ライチともよばれます。一見、熟していないライチなのかなって感じますが食べてみると中身は完熟、香り豊かなライチです。今月の中旬くらいから出回りはじめていたようです。
楊貴妃が大好きだったという話は有名ですが、このライチも中国からの輸入品です。中国からの農産物の鮮度管理もここ数年でどんどん進化しています。鮮度維持が難しいといわれるライチも素晴らしい状態で着荷してました。わきたつ香りもバツグンです。
本年度第2回目の合同企業説明会に参加してきました。今年は採用する我々企業側にとってはなかなか厳しい状況となっています。それでも、企業のありのままの姿を如何に短い限られた時間の中で、話を聞きに来て下さった学生さんたちにお伝えするかという事を愚直に行うと事によって、共感が得られるか否かという事でしか採用活動の成功、失敗は判断することができません。できることは如何に正しく伝えることができるか、このことに力を注ぎました。
話す内容に興味深く聞き入っ頂いているのを見ると、プレゼンする僕たちのモチベーションも向上し、更に話す言葉にも力が入ります。力が入って、ついつい話が長くなってしまうのは気をつけなきゃいけませんね。
神戸にある布引ダムは神戸の市街地から最も近いダムで、手軽なピクニックコースになっています。その布引の水は港町神戸に立ち寄る海外の船員にも「赤道を越えても腐らない」素晴らしい水と高い評価を得てきました。
その布引の水をボトルに詰めたのが「神戸の水だより」です。神戸市水道局が販売する水で通販でも購入できます。とても飲みやすい爽やかな軟水です。神戸の名水を是非お試し下さいね。
実山椒の時期がやってきました。なんといっても、ちりめん山椒は美味しいですね。野菜はこのように、その時期にしか楽しむことができないものがあって、佃煮といった保存ができるような調理方法が昔から伝承されてきました。
今の時期はこの実山椒をはじめとして、先日紹介したらっきょう、そして梅も今からシーズンに突入します。今ではネット検索でノウハウが簡単に入手できます。失敗を恐れず、手間を惜しまずチャレンジですね。
昨日は「年金と京野菜に詳しい社労士」のしょうしさん、「生きるって、食べること」のstutiyiさんと梅田の「はま鮓」で食事をしながら京野菜のこと、青果物の生産や流通に関わる問題などを大いに語り合いました。お二人には京都から梅田までご足労をおかけしてしまいました。
それにしても熱く語るとお酒も進みますね。産業としての農業がうまく立ちいかない問題や市場の評価システム、今生産現場で起こっていることや話は尽きませんでした。気がつくと4時間も話し込んでました。時間の経過も忘れてしまいます。
その「はま鮓」で出くわしたのがモロッコインゲンです。モロッコインゲンはこれからの時期に出てきます。さやの平たいインゲン豆で、口の中にほんのりとした甘みが広がります。こうした野菜本来の旨味を楽しむことのできる料理はお酒を楽しむときの素晴らしいパートナーになります。楽しい話にうまい酒と肴。至福の時間ですね。
5月にはいるとアスパラの春芽穫りのものが最盛期を迎えます。国産のアスパラの出荷時期は一概には言えませんが2月頃から10月くらいまでかと思いますが、僕は今ぐらいの時期の国産アスパラは一年のうちで一番美味しくて、しかもリーズナブルな値段で手に入れることができる思います。
そんなグリーンアスパラに盛り土などを施して遮光して育てたものがホワイトアスパラです。僕が子どもの頃のホワイトアスパラのイメージは缶詰の既にボイルされたものでした。缶詰のものも僕は大好きですが、やっぱりフレッシュのホワイトアスパラも食してみたいものです。
和の香味野菜の代表的なものの一つで、特に夏の暑い時期にはみょうが独特の香りは爽やかさを感じさせてくれます。みょうがは野菜の中でも長い歴史があり、日本においてかなり古くから野菜として栽培されていました。旬の時期としてはやはり夏ですが、栽培技術によって通年楽しむことができます。個人的には刻んだものにかつおと醤油をかけるシンプルなものが一番好きです。冷や奴にのせても美味しいですね。
みょうがを食べると物忘れが激しくなるといわれますが次のような俗話があります。
釈迦の弟子である周梨槃特(スリバンドク)が、自分の名前を忘れてしまうため、釈迦が首に名札をかけさせた。しかし名札をかけたことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前をおぼえることができなかった。その後、死んだ周梨槃特の墓にいくと、見慣れない草がはえていた。そこで「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、「名」を「荷う」ことから、この草に茗荷と名付けた。 (Wikipediaより抜粋)
まあ、科学的根拠はないので美味しいみょうがをどんどん食していただきたいものです。