« 2005年12 月 | メイン | 2006年2 月 »
春を感じさせてくれる野菜の代表格に豆類があげられます。２月くらいからキヌサヤ、実えんどうなどの入荷が増えてきて、３月、４月と温度が上昇してくると、三度豆やソラ豆などの比較的高温を要する豆類の入荷が増えてきます。
その他にも歯ごたえがたまらないスナップえんどうやオランダ豆など店先に並ぶ豆の種類も増えてきます。その色目の鮮やかさからも春の息吹を感じられます。
豆のシーズン、真っ先に食べたいのが豆ごはん。実えんどうの中でもうすいえんどうを使ったものが一番美味しいなぁって感じます。豆の持つ甘みもバッチリ引き立ってついつい食べ過ぎてしまいます。関西で実えんどうといえば、このうすいえんどうが圧倒的主流です。
うどといえば「うどの大木」なんていわれますが大きくなると３ｍ程にまで成長するので、そのように呼ばれるようになりました。ちなみに、うどは木ではなく草なんですけどね。そのうどの芽の部分を食用にします。
山うどというネーミングで商品化されていて、何だか天然物？って感じてしまいますが、山うども栽培されているものです。畑で栽培した根株を秋口に地下の室（ムロ）に移し、暗闇の中で発芽させたものが軟白うどです。 その軟白ウドを出荷前に太陽にあてて芽に緑色を付け、 香りを強くしたものが「山ウド」として出荷されます。
うども春を感じさせる野菜の一つです。春は草木が芽吹く時期なので様々な種類の野菜が旬の時期を迎えます。寒く凍てつく冬の厳しさを経てきた、力強い生命力を感じさせてくれますね。
ふつうのほおずきは観賞用で食べられないんですが、このほおずきトマトはその名の通り食用なんです。食べてみると、香りが立って、心地よい酸味の中に甘みを感じます。もう少し熟させると甘さはより引き立ってきます。
その表皮を広げてみるとこんな感じです。接写しすぎて、少しピンぼけしてしまいましたが大きさはミニトマトほどの大きさで、和食系の料理のアクセントなんかにはすごくよく合いそうです。
やはりホースラディッシュといえばローストビーフの付け合わせってダイレクトに頭に浮かんできますね。ホースラディッシュは英名、レホールは仏名です。日本のわさびと同じアブラナ科で西洋わさびとも呼ばれます。
ホースラディッシュ原体のままだけではなくチューブにはいって使いやすくされたものや、すり下ろしたものを小分けにして冷凍されたものなどが製品としても流通しています。ホースラディッシュは乾燥して粉末にしたものが粉わさびの主原料に使われたり、根に含まれる酵素、ペルオキシダーゼが、牛海綿状脳症（BSE）検査に活躍しています。
まあ、早くテストとレポート生活を終えて、ローストビーフにたっぷりすり下ろしたホースラディッシュをたっぷりのせて、ワインをガンガン飲みたいなぁ．．っていうのが本音のところです。
今週からテストとレポート提出期間に入りました。僕はいよいよ今日から一科目目のテストが始まります。今回のテスト＆レポートは．．．
・コーポレート・ファイナンス・・・・・・・・・テスト
・コーポレート・リストラクチャリング・・・レポート
・経済学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テスト
の3科目です。4科目、5科目も履修されてる同級生と比べるとまだ楽な方かもしれません。
昨日の夜も机に向かって唸りながら勉強をしてましたが、頭に入れなきゃいけないことを詰めようとしても詰まらない。平皿にクリームシチューを盛りつけてるような気分です。その上、一昨日まで課題研究の研究計画を作っていたので、そんなことにも追われて完全に後手後手を踏んでしまいました。
とはいえ、今日の試験は持ち込み可の試験です。ということは、ある程度自分の見解を問われるような問題が出るのかなぁって思ってるんだけど、財務担当者の立場から考えて、授業で学んだ内容でどのように考えるかがポイントみたいですね。頑張ってきます。
ハナッコリーはブロッコリーと中国野菜の菜心をかけあわせたものです。菜心は茎がとても美味しい野菜で、茎まで美味しく食べられるブロッコリーみたいなものに仕上がりました。ちなみにブロッコリーと中国野菜の芥藍をかけあわせたのがスティックセニョールです。以前に書いた記事もご参照ください。
やまぐち農産物愛用推進委員会事務局が山口県産の農産物にそれぞれのキャラクターを作ってます。名前は「はなっこりん」です。どんなキャラかHPから引用すると．．．
分類 はなっこりー
主な生息地 山口・防府地域 下関地域 宇部・小野田地域
性格 生まれは日本・山口県なのだが、ぶろっこりんと中国野菜・サイシンとのハーフで、ニューフェイス。ぶろっこりんよりもほっそりとしたかわいらしい姿だが、うちに秘めたパワーはぶろっこりん譲り。今後の活躍が期待される。
ぶろっこりんはダンスが上手だそうです。自分の将来の選択肢にダンサーも視野に入れてる人は是非食べて欲しいと思います。
プチヴェールは青汁の原料のケールの一種と芽キャベツを交配させて作られた新しい野菜です。同じアブラナ科同士というか、どちらもキャベツの一種なんですけどね。大きさ的には芽キャベツと同じくらいでしょうか。芽キャベツのようにしっかりとは巻いてません。
大体冬場が中心に生産されてて、芽キャベツと同じような期間に流通しています。芽キャベツのようにしっかりと巻いていないので、さっと茹でてすぐに食べられます。火が通りやすいので料理方法のヴァリエーションはとても広いですね。プチヴェールを加工したいろんな加工食品もよく見かけます。プチヴェール緑茶、プチヴェール青汁、プチヴェール焼き菓子などがあるけど、こちらは試したことがありません。
プチヴェールの特徴として糖度がすごく高いという点があります。プチヴェールは一番先っぽの若芽の部分を食べることもあり、とても柔らかくとても甘いです。ですからまず最初は、その素材としての美味しさを味わってもらう意味でも、シンプルに茹でて食べてみて欲しいなぁって思います。
居酒屋のメニューの名前みたいですが、期間限定で出荷されてる、ぞうすいに入れる野菜セットです。何か目新しいものはないかなぁ．．って思ってると、目が留まって見つけました。中身は三つ葉、ねぎ、みずな、ロメインです。簡単なレシピもついていてあと鶏肉があればぞうすいができちゃうんですね
それぞれ水耕で育てられたもので一回で使い切る位の量目です。ロメインを入れるというのは意外でしたが、野菜たっぷりで美味しそうなぞうすいができあがりそうです。こうした企画ものの商品は水耕のものでは時々見かけます。サラダ系のミックスベジタブルなんかは取り組みもしやすいでしょうね。
世界最大の柑橘類といわれる晩白柚を紹介します。晩白柚と書いて「ばんぺいゆ」と読むんです。晩白柚は赤い実のザボン(白柚)の一種で、その実は淡い黄緑色です。原産地はポリネシアないしマレ−シアといわれ、名前は、台湾の在来種「白柚（ぺいゆ）」より熟期が晩生のために、「晩白柚」と命名されました。熊本が代表的な産地です。
その大きさには驚かされます。人間の顔、もしくはそれ以上の大きさで直径が20〜25cm、重量は1.5〜2.5kgにもなります。毎年１月に開催される熊本県の八代地域晩白柚品評会において、過去最高の記録は4,220gだったそうです。携帯電話の大きさと比べるとこんな感じです
なかなか、自分で買ってきて食べましょうという雰囲気のものではなくお歳暮をはじめとして進物にされることが多いようです。晩白柚はグレープフルーツのようなジューシーな甘さと南国的な爽やかな香りで、グレープフルーツのような苦みがありません。また、白く柔らかい皮でお菓子を作ったり、黄色い外皮をお風呂に浮かべて香りを楽しんだり、実から皮まで丸ごと楽しめる果物なんですね。
アイスプラントは表面が霜や水泡を思わせるような小胞におおわれた、サボテンのような多肉多汁組織を持つ南アフリカ原産の植物です。ここ数年で食材として取り組まれてくるようになりました。野菜としてとらえると、水分を多く含み、しっかりした歯ごたえと天然の塩分の旨味が感じられます。佐賀県が特産農産物としての取り組みを行っていて、水晶菜のネーミングで商品化しています。
このアイスプラントは土壌に塩分を含む土地でも生育可能で乾燥に強いのが特徴です。佐賀県でも干拓農地での塩害が問題になっていますが、そのような塩分を多く含む農地でも生育ができて、アイスプラントの持つ除塩機能で塩類集積土壌を修復できるという一石二鳥の効果も期待できます。
土壌から吸い上げた塩分が食味においてもアクセントになり、サラダや料理の付け合わせなんかにもいいのではないでしょうか。これからどんなセールスプロモーションをかけていくかによって、今後注目を集めることができるかどうかがかかっています。業界的にはセールスプロモーションということに不慣れというか、ノウハウに乏しいので、今までも新しく取り組まれた野菜がポシャった事例はたくさんあります。今回のケースもそのようにならなければいいんですけどね。
