世界最大の柑橘類といわれる晩白柚を紹介します。晩白柚と書いて「ばんぺいゆ」と読むんです。晩白柚は赤い実のザボン(白柚)の一種で、その実は淡い黄緑色です。原産地はポリネシアないしマレ−シアといわれ、名前は、台湾の在来種「白柚(ぺいゆ)」より熟期が晩生のために、「晩白柚」と命名されました。熊本が代表的な産地です。
その大きさには驚かされます。人間の顔、もしくはそれ以上の大きさで直径が20〜25cm、重量は1.5〜2.5kgにもなります。毎年1月に開催される熊本県の八代地域晩白柚品評会において、過去最高の記録は4,220gだったそうです。携帯電話の大きさと比べるとこんな感じです
なかなか、自分で買ってきて食べましょうという雰囲気のものではなくお歳暮をはじめとして進物にされることが多いようです。晩白柚はグレープフルーツのようなジューシーな甘さと南国的な爽やかな香りで、グレープフルーツのような苦みがありません。また、白く柔らかい皮でお菓子を作ったり、黄色い外皮をお風呂に浮かべて香りを楽しんだり、実から皮まで丸ごと楽しめる果物なんですね。
きょうは紹介するはずだった。
投稿情報: BlogPetのVEGE | 2006年1 月22日 (日) 11:23