VEGE-STYLE

香菜

　何て呼ぶか迷ってしまいますが、農林水産省の統一名称では香菜（こうさい）といいます。中国名ではシャンツァイ、英名ではコリアンダーっていいます。ちなみにセリ科の植物です。

　これがすごく苦手だっていう人は多いですね。子どもの頃に中華料理屋さんに連れていってもらったときに、迂闊にスープに浮いてる香菜を思いっきり食べてしまい倒れそうになったことが忘れられません。最近ではベトナム料理の生春巻きに入ってたり、かなりメジャ−になってきました。エスニック系のお店なんかだと「香草盛り」なんてメニューがあったりして、これをムシャムシャやりながらビールを飲んだりしても結構いけます。

　僕がよく家で作るのは、香菜焼そば。そばをゴマ油で炒めて味付けは水１，オイスターソース１，醤油１の割合で合わせたソースで一気に味付け、焼き上がったそばに刻んだ香菜をバサッと、こんなにたくさんバサッといっちゃって大丈夫ってくらいに乗っけて完成。香菜には火を通さないのがポイントです。具は無しでOK.

　輸入品の豊富なスーパーに行くと乾燥の香菜が置いてあるので常備しておくと便利良いです。よくコンビニに売ってる小さいカップのアジアンヌードルなんかにもパラパラって入れると風味抜群になります。嫌いな人には大きなお世話だろうけど．．．
　

野菜のお供え物

　毎年のことなんですが、お盆を控えた今くらいの時期から野菜のお供え物セットの準備にかかります。上の写真は７品盛りセットでコーン、ほおずき、三度豆、サツマイモ、小茄子、胡瓜、里芋という内容です。仏事では胡瓜や茄子で馬や牛を作り、ご先祖がそれに乗って帰って来ることができるように準備をするという意味合いがあったそうです。ささげもよくお供え物には使われます。そんな昔からの風習を身近な形で再現しています。

　これは５品盛りセットでほおずき、サツマイモ、小茄子、胡瓜、里芋といった内容です。普段はご先祖様に「この、大馬鹿者！」とお叱りを受けるような事ばかりしてますが、こんな機会こそ大切にしなきゃダメなんですね。

喫茶Y ２回目の挑戦

　昨日は無謀にも２度目の挑戦をしてきました。昨日は英語コミュニケーションの授業があり、イケメンとの対決に体力を要しそうだと思い、昼食をカットして、オーダーはサンドイッチセット。上の写真の３つがカツサンド、３つがベーコンエッグサンド。ホットサンドで登場してボリュームはご覧の通りですが、手作り感タップリでかなり美味しいです。

　セットでオーダーした飲み物はアイスティー。中ジョッキ一丁！　何だかストローが意味をなさない様に思えます。一緒についてたバナナは今日の昼食に！　これで８００円でした。体力万全で授業に臨みました。また次回は違うメニューにチャレンジしてきます。求む！チャレンジャー！

プッチーニと坊ちゃん南瓜

　写真だけ見てても大きさがイメージできないと思うんですが、大体握り拳ほどの大きさのカボチャです。こうしたミニサイズのカボチャはお盆の時期に、おもちゃ南瓜というネーミングでかわいい形のカボチャが色々出てきます。おもちゃ南瓜は食べられないけど、プッチーニも坊ちゃん南瓜も食べることができます。しかも甘さも満点。上の写真の黄色っぽいのがプッチーニです。食べ方はとても簡単で、ラップにくるんで電子レンジで５分でOK。ヘタのところを丸く切り、スプーンですくいながら手軽に食べられます。おやつ感覚ですね。

　この写真が坊ちゃん南瓜です↑
普通のカボチャもベータカロチンは豊富に含まれてるけどその３〜４倍も含まれてます。これはプッチーニより皮が少し固めなので電子レンジで７〜８分で食べられるんです。皮を丸ごと食べるのがポイントですよ。

　小さい頃はおやつにカボチャってパターンがありました（僕のところだけかもしれないけど）　日常生活の中に当たり前に野菜や果物が登場してたんだけど、食習慣の変化でかなり意識しないと野菜や果物の摂取量を確保できないんですよ。コツコツやっていこうベジフルセブン。

青果物健康推進キャンペーンベジフルセブン

ほおずき

　ほおずきって一体どんな風に流通してたんでしょう？　基本的には観賞用なんだけど青果流通に乗っかってます。花卉市場にも勿論流通はしてるでしょうけどね。用途は観賞用ですが、観賞というよりお盆のお供え物など、とても特化された観賞用なんですね。各地でほおずき市なんてよくやってますよね。これは僕も聞いた話だけど、食用のほおずきがあるんだって。きっとあまり美味しいもんじゃないのは想像はつくけどね。

　植物的にはナス科ホオズキ属で静岡県が最大の産地です。昔、私の母がホオズキの中の実の中身を爪楊枝か何かで取り出して、笛のように吹いて音を鳴らしてくれていた記憶があります。笛っていっても「ピィーー」って景気のいい音じゃないですよ。

　ほおずきも大きさによってS〜LLまで、汚れの少なさや形の良し悪しで規格、等級もあったりします。これから地域によっては早い時期にお盆とかがあってお供え物の需要なんかが出てきて、８月上旬にはピークを迎えます。　

オーストラリア産 リーキ

　オーストラリア産のリーキです。リーキは国内産でも作れなくはないらしいんだけど、土壌の関係でいい物が作れないんだって。かなりしっかりした太さで、丸ごと焼いて塩つけたら美味しそう．．．なんて、そんな使い方はしません。

　やはり一枚ずつめくって繊維に沿ってマッチ棒状に切ってスープで煮込むと本当に素晴らしい甘みと旨味が出ます。青くて固い部分はバスっと切ってスープを取るのに煮込んでください。この部分はブーケガルニなんかと一緒に用が済んだら取り出してくださいね。

　最近は白ネギをリーキ風に使うのをよく見かけます。下仁田系の根深ネギを使うと更にいいね。これでもかなり美味しいけど、やっぱり、リーキは違いますね。素材から出る旨味には調味料もかないません。

食べ頃って？

　つい先日、お取引先の外食チェーンのある店舗のご担当の方から「メロンが固くて使えない！」と、お叱りを頂きました。メロンは入荷したときはカチカチ、でもカチカチのままでは食べられない。スーパーや小売店に出荷するときは固めを、そしてレストランなど即使用するお客様には食べ頃をお届けしなけりゃなりません。アボカドも同じなんですよ。

　写真のアボカドはもう今食べてもOKってアボカドです。ちなみに人によってはアボガドっていう人もいればアボカドっていう人もいます。正確にはアボカド（Avocado）です。先日、家内が近所のスーパーでアボカドサラダをしようとカチカチのアボカドを買ってきました。普通に冷蔵庫に入れていたので色づきはしても固さそのままです。追熟は常温しなければ上手くいきません。下の写真はまだまだ食べられないアボカド↓

作ろうとしていたアボカドサラダはテレビか何かで紹介していたのですが、アボカドをブツ切りして、レモン汁をタップリかけて、何でもいい安物のカニ缶とチャービル（仏名：セルフィーユ）をあえるだけ。物足りない人は塩胡椒とかエキストラバージンオリーブオイルでお好みで味の調整をしてください。チャービルはこれです↓

めっちゃ簡単なのになかなか美味しいです。アボカドの消費は近年爆発的に伸びてます。結構はまるんですよね。わさび醤油で美味しいしね。

講演 「新しい戦略発想法」

　昨日は弊社のお客様の量販店に納入する業者が集まる協力会がありました。その記念講演は神戸大学大学院ビジネススクールの加護野忠男先生の「新しい戦略発想法」ってタイトルの講演でした。来年から僕の通うビジネススクールで「事業システム戦略論」を教えて下さるそうです。

　講演は約８０分ほどで、講演タイトルを相当にブレイクダウンした、すごく聞きやすく実践的なものでしたね。昨日の講演会の参加者が企業の経営的な立場に立つ方や大手企業では管理職クラスの方が多かったので、ターゲットを考えてアレンジされたような気がしますね。

　昨今、元気のいい企業の持つ３つの特性を３つのFで要約されていました。その３つのFとは．．．．．
・Fast　　　　 （速さ、迅速さ、スピード）
・Focus　　　 （焦点、絞り込み）
・Flexibility （順応性、融通性）

Fastとは．．．

同じものでも手に入るスピードによって顧客には価値が違う。
（ex．アスクル）
商品回転のスピード、即ち、商品回転率を上げることによって低益率でも維持できる。回転率が上がると投資効率が上がる。

Focusとは．．．

顧客を絞り込む。同時に顧客が何を求めるかを絞り込む。
ツマガリのケース・・・ギフト対応の焼き菓子に特化したことで驚異的な躍進。既にメジャーになっていた芦屋ブランドではなく甲陽園という地名を切り口として展開。

Flexibilityとは．．．

企業としての順応性。アコーディオンカンパニー。アウトソースの活用。
株式会社　総務部の活用事例。アウトソースを利用することにより競争原理の要素を取り込む。社内では競争が発生しにくい。

　来年は「事業システム戦略論」を履修してみたいと思わせてもらえるお話しでした。それから、英語コミュニケーションByナイジェル・ヘンリーの授業を受けにキャンパスに急ぎました。

マスタードサラダ

　ググってもヒットしない、奥深く探していくとあるのかもしれないけど、根性不足でそこまで到達しませんでした。アブラナ科のカラシナの属種っぽいなぁって思うんだけどね。比較的メジャーなマスタードグリーンとも外見的には全然違うしね。

　食味の点ではこれがかなりイケてます。外見的にはパンチのある形状じゃないけど、しっかりとした辛さがあってサラダになんか入れると、「これ、何なん？」って反応が出ると思います。ドレッシングなんかとの相性がマッチするとすごく強烈なヒット食材になりそうな気がします。マスタードグリーンほど葉に固さがないから口当たりなんかはマスタードサラダの法が上じゃないかな。

　このパッケージがなければ一体こいつの正体は何もんやねん？って思います。

川島しょう店

　昨日は今、通っている大学院で会計学を教えていただいたPh.D.こじこじ先生、同じKG-IBAで勉強している、頼れる男、Y澤さんと３人で神戸の新長田にある川島しょう店ってお店で食事しました。昨日のメニューはこんな感じ↓

　とにかく飯、美味いからって言って三宮を通り越して豪雨降る新長田までご両名にお越し頂き、最初に注文したのは「わが家風ポテトフライアンチョビソース」でした。熱々に揚がったジャガイモにアンチョビソース、青ネギをあしらった、スタートダッシュのビールには切なくなってしまうくらいによく合う一品です。ほら、こんなに美味しそう↓

それから、シャンパン（冒頭の画像です）→ちょっと軽いめの味わいの赤→Y澤兄ィ推奨の白→僕のお願いした渋めの赤、と４本もいってしまいました。美味い食事と美味い酒、食事も進みました。

☆昨日のオーダー
本マグロトロの網焼きポン酢醤油
淡路産活ハモ湯引き辛子味噌
特選神戸牛の網焼本わさび添え
天然ながれこの白ワインむしレモン添え
和牛すじ肉煮込みと豆腐の土鍋仕立て
納豆とカマンベールピリ辛オーブン焼き
ピータンのバルサミコ酢風味
地鶏カリカリオーブン焼きサラダ添えバルサミコ酢
小松菜と岩のりのあえ物
生ハム（パルマ産）とルッコラのピザ
モッツァレラ入りトマトソースロングパスタ
（後半少し酔ってたため記憶違いあるかもしれません）

　１８時から何と２３時過ぎまで５時間以上も飲み続けて学問の話から仕事の話、語り出すと止めどなく話は続き時間の経過を忘れてしまいました。それにしてもよく飲んで、よく食べました。今日以降の新たな頑張りの源になるひとときでした。