昨日は弊社のお客様の量販店に納入する業者が集まる協力会がありました。その記念講演は神戸大学大学院ビジネススクールの加護野忠男先生の「新しい戦略発想法」ってタイトルの講演でした。来年から僕の通うビジネススクールで「事業システム戦略論」を教えて下さるそうです。
講演は約80分ほどで、講演タイトルを相当にブレイクダウンした、すごく聞きやすく実践的なものでしたね。昨日の講演会の参加者が企業の経営的な立場に立つ方や大手企業では管理職クラスの方が多かったので、ターゲットを考えてアレンジされたような気がしますね。
昨今、元気のいい企業の持つ3つの特性を3つのFで要約されていました。その3つのFとは.....
・Fast (速さ、迅速さ、スピード)
・Focus (焦点、絞り込み)
・Flexibility (順応性、融通性)
Fastとは...
同じものでも手に入るスピードによって顧客には価値が違う。
(ex.アスクル)
商品回転のスピード、即ち、商品回転率を上げることによって低益率でも維持できる。回転率が上がると投資効率が上がる。
Focusとは...
顧客を絞り込む。同時に顧客が何を求めるかを絞り込む。
ツマガリのケース・・・ギフト対応の焼き菓子に特化したことで驚異的な躍進。既にメジャーになっていた芦屋ブランドではなく甲陽園という地名を切り口として展開。
Flexibilityとは...
企業としての順応性。アコーディオンカンパニー。アウトソースの活用。
株式会社 総務部の活用事例。アウトソースを利用することにより競争原理の要素を取り込む。社内では競争が発生しにくい。
来年は「事業システム戦略論」を履修してみたいと思わせてもらえるお話しでした。それから、英語コミュニケーションByナイジェル・ヘンリーの授業を受けにキャンパスに急ぎました。
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