青梗菜はアブラナ科に属する、いわゆる中国野菜の代表的なものとして知られています。中国の広東白菜の仲間で結球しない小白菜に分類されます。農林水産省で青軸のものを「青梗菜(チンゲンツァイ)」白軸を「白菜(パクチョイ)」と定義づけています。
1970年代の日中国交回復の頃から普及しだした青梗菜ですが、その作りやすさから都市近郊では多く栽培されていて、年間を通して作られています。冬の青梗菜は夏のものと比べて、軸の白い部分が太くてボリューム感があります。僕的には夏のものより今の時期のものの方がお薦めです。
青梗菜はビタミンA、C、カロチンが豊富な緑黄色野菜です。カルシウム、カリウムも期待できます。栄養のことももちろん大切ですが、青梗菜のウリはなんといってもあの食感ではないでしょうか。油との相性は抜群です。クセがないのでいろんな料理にもアレンジできます。遊び心でオリジナリティ溢れるいろんな料理にトライしてみてくださいね。