KGIBAのベンチャープログラムを担当されている定○教授がKGの学部生を対象に、学際ゼミ「学生ベンチャー創成塾」の指導をされています。僕の仕事が青果物に深く関わり合ってるということもあって、定○教授にお誘いいただき、青果ビジネスを考えている学生さんのビジネスプランをお手伝いできればと思い参加させていただきました。
その学生ベンチャー創成塾の内容とは...
「学生時代にベンチャー企業をやってみたい、会社に一旦就職しても将来独立して自分のビジネスを興してみたい、家業である事業を継承して経営者になりたい、母国に帰って新たなビジネスを起こしたい、あるいは地域密着型のコミュニティビジネスやってみたい、そのような思いをもった学生を対象にした実践的で少数精鋭のゼミナールです。春学期には、ビジネスプランの作成を徹底的にマスターして頂きます。そのために新たなビジネスシーズを発掘してグループで事業化するか、あるいは既存のビジネスを発展させるための事業戦略・マーケティング戦略を練っていただき財務計画を作成してもらいます。夏休みには、ベンチャー企業へのインターンシップ、海外へのビジネスシーズ調査旅行、空き店舗を活用した実験店舗運営、他大学学生とのビジネスプランコンペのどれかを選択して実践していただきます。秋学期には、グループないし個人単位で独自のビジネスへの挑戦、オープンカフェや実験店舗の企画・運営、ないしは理工系の技術シーズからIPO(株式公開)をめざす研究開発型ベンチャーを組織しインキュベーションを実践してもらいます」
この秋学期の前半にビジネスプランを一旦作り上げて、後半にそれぞれのプランをブラッシュアップさせていきます。昨日は授業が終わってから教授の研究室で受講生の方々のビジネスプランを聞かせていただきました。その中には、何ともいえないダイナミックな発想のビジネスプランもありました。従来的な常識観では「そら、ちょっと無理ちゃうん..」というような部分も多くあります。本当に荒削りなビジネスプランです。でも、その発想の豊かさ、鋭さには驚かされます。僕たちのできることは、できないことを実現させるためのアドバイスではないかと感じました。学生の皆さんとお話しして、クモの巣が張りかけていた僕の頭はかなりリフレッシュされました。
この授業にはKGIBAより放屁オヤジ殿、テニス姫、はかせたろうオヤジ殿も参画します。次週の授業は定○先生が中国出張のため放屁オヤジ殿のコーディネートで授業を行うとのことです。