VEGE-STYLE

スタバのテラス

　昨日、高校の同窓会がありました。僕の通っていた学校は当時の新設高校で僕達の学年でまだ2期生でした。親しい友人とはよく会ったりはしていますが学年全体のものに参加するのは初めてで（聞くところによると開催していないそうです）何と26年ぶりなんですね。

　早めに家を出て、学校のeビジネス事例研究でも取り上げられていたWeb2.0の本を買って、スタバのテラスで1時間ほど読みふけってました。僕は時間を持て余していたので1時間ほどゆっくりと座っていたんですが、店内の利用客とテラスの利用客で利用時間を見ていると、テラスを利用するお客さんは利用時間が短いように思えますね。長くて20分といったところでしょうか。店内のお客さんは待ち合わせに利用している人もいるでしょうけど、ヘタすると2時間以上という人もいますからね。

　スタバのテラスは暑さ、寒さの絶妙なバランスもあって実際に心地よく利用できる期間は一年のうちでもそう長くはないように思えます。今の時期はなかなか気持ちがいいので可能な限り楽しんでおきたいものです。

キウイフルーツ

　キウイフルーツはマタタビ科に属し、この20年ほどで完全に果物売場の定番商品として定着しました。日本に登場してからの歴史も浅くて1960年代にニュージーランドから日本に種子が持ち込まれました。日本の気候にもよくマッチして国内では愛媛、福岡、和歌山を中心に生産されています。

　代表的な品種はずんぐりとした形のヘイワードで現在流通しているキウイの大部分を占めます。国内産のキウイでは産地特性を打ち出すために個性的な品種にも取り組んでいます。香川県の「香緑」など様々な取組がされています。

　キウイフルーツとりんごを同じ袋に入れておくと熟していない固いキウイもすぐに熟します。これはキウイが熟するのにはエチレンが必要なのですが、りんごはエチレンを大量に発生させるためです。このエチレンは果物の追熟に大きな影響を及ぼします。生活の知恵として行われているこんな事もこうした科学的な根拠があるんですよ。

ビーツ

　ビーツといえばロシア料理によく使われる食材です。アカザ科の植物で根の部分を食します。その大きさは大人の握り拳ほどの大きさくらいにまで肥大します。切ると鮮やかな濃い赤紫色で、料理の色添えとしてもとても個性的ですね。ほんのりとした甘みがあってボルシチはその食材としての美味しさや色合いの美しさを引き立てる料理ですね

　水煮されたビーツの缶詰も流通していて、サラダなんかにも手軽に使えます。日本国内では長野県をはじめいろんなところで生産されてますが、生産量としては多くはありませんね。意外と使いやすい食材なので是非トライして欲しい食材の一つです。

天候不順

　ゴールデンウィーク目前にして朝晩の冷え込みが厳しいです。先週も雨天が多く、日照時間が少ない状態が続きました。暖かくなるべきときに暖かくならないと、自然が相手の青果物の出荷に時期的な出遅れが生じます。

　豆類は春の代表的な旬な野菜ですが、この天候異変の影響が出てきています。例年の暖かさ、日照時間があればこの時期は豆類は豊富に出荷されて、価格面でも安定しているはずの時期なのに今年は少し様子が違います。

　この状態は「出遅れ」であって、後のタイミングで出遅れているものは必ず出てきます。今からの天候次第ですが５月のゴールデンウィーク明けぐらいには野菜全般の相場は安くなるんじゃないかと思います（外れたらスミマセン...）

万願寺ししとう

　今日は万願寺ししとうを紹介します。万願寺ししとうは京野菜の代表的な品目の一つです。京野菜とはいうものの、この万願寺ししとうは実は九州産なんですよ。「それはけしからん！」としょうしさんにお叱りを受けてしまいそうですね。

　でもこんな現象は時々見受けます。それだけ京野菜の場合はブランドとしての位置付けが確立されているからともいえるんですが、どうにもしっくりといきません。さつまいもは薩摩芋であり、鹿児島のものかというと広く一般的な品目でもあります。万願寺ししとうなんかの場合はそこらあたりの位置付けが微妙な品目ですね。産地ブランドの問題なかなか奥が深いです。一度しょうしさんの記事をよんでみてください。

就職戦線本番

　今日は僕の会社単独の会社説明会を行いました。今年は売手市場の色合いが濃くて、僕たちのような中小企業では大手企業よりもはるかに厳しい状況です。そうした中でも地元志向の学生さん、僕たちの会社のような食に関連する企業に絞った学生さん達に興味を持っていただき、何とかそれなりに説明会らしい参加者数が集まりました。遠くは高知、鳥取からも参加していただきとても嬉しく思いました。

　自らの企業をアピールすることはＳＷＯＴ分析のＳ（Strength）の部分を抽出していくような作業ですが、Ｓをあぶり出すと同時にＷ（Weakness）もあぶり出されます。様々な問題は組織内で見えない状態になっていることが多く、問題抽出が第１のステップなんですね。求人活動は明日の仲間を捜す大切な活動です。自分の襟元をただすよい機会でもあります。

ミニＱ

　埼玉県にある種苗会社トキタ種苗のミニ野菜シリーズのひとつ、ミニＱを紹介します。このキュウリはベータアルファ系のイボなしのミニキュウリで皮が薄く、かじったときの食感がバツグンに素晴らしいキュウリです。キュウリ独特の香りも優れていて、普通に流通しているキュウリでは味わえない美味しさです。

　とはいえ、どこで売ってるの？という話になるとたちまち困ってしまいます。この画像のミニＱはトキタ種苗のイケメンＡさんからサンプルとして頂いたもので、なかなか手に入れるのは厳しいのが現状です。こんなに美味しくもっと多くの人に味わって欲しいと思うような青果物がイメージ通りに展開していかない歯がゆさを感じます。

　それぞれの青果物の流通には種苗会社、生産者、出荷団体、荷受会社、仲卸会社、小売業者と様々な段階があってそれぞれの事情や思惑で動くために、こんな物作りができるといいのになぁっていうことが簡単にいかないことが多いですね。消費者の思いが物作りに反映されづらいこの業界、業界全体の脆弱性がこんなところにも起因しているように感じます。

携帯電話番号ポータビリティ

　今日、子どもの携帯電話の機種変更に行ってきました。我が家では僕と上の子どもが学割を利用できるということもあってAUを使っています。日曜日ということもありましたが、AUショップに行くと機種変更や新規のお客さんがひっきりなしで携帯電話ビジネスの懐の深さを垣間見ることができました。

　この秋から実施される「携帯電話番号ポータビリティ」制度ですが、この制度の導入で業界地図が塗り変わってしまうまでは行かないものの、確実に大きな変化を与えるのは間違いないようです。

　「携帯電話番号ポータビリティ」制度とは...
番号ポータビリティとは、契約する携帯電話会社を変えても元の番号がそのまま使える、という制度のことだ。これまでは、「携帯電話会社を変える＝番号も変わる」であったので、それがユーザー離れを防ぐ一種の防波堤の役割を果たしていた。しかし今年の10月からはそんな足かせもなくなる。当然、別事業者への機種変更にユーザーの抵抗がなくなり、乗り換え、移動が見込まれるようになるのだ。つまり、今から（料金体系を含めた）魅力的なサービスをどれだけ打ち出せるか、それによってどれだけ顧客を囲いこめるかが今後の携帯電話会社の命運をわけることになるのだ。
---日経BPホームページより抜粋---

　全国のエリア別の携帯電話のキャリヤー別の満足度調査ではほとんどの地域でAUがドコモ、ボーダーフォンを上回る顧客満足度を達成しているようです。これから秋の携帯電話番号ポータビリティ制度に向けて各社はさらにシェア獲得に向けての動きは活発化すると思われるでしょうし、特にボーダーフォンもソフトバンクが乗り出してきて複合的なサービス展開で攻勢をかけてくるでしょう。僕たちユーザーにとってはますます目が離せませんね。

三田屋関学店

　今日は課題研究の授業があって西宮・上ヶ原キャンパスに行ってきました。論文作成のデータ収集と先行研究の調査と担当のＯ田専任講師の研究室を訪問し、今後の研究の展開について相談してきました。そしてお昼は大学の学生会館の中にある三田屋に行ってきました。ステーキでおなじみの三田屋本店のお店の一つです。

　充分に熱せられた鉄板で肉を好みの焼き加減まで焼きます。この写真のようにまだ赤い肉を、一番上の写真のように肉を広げて焼き上げていきます。僕はミディアムレアくらいで頂きました。好みでニンニクも用意してくれます。

　ご飯、スープ、サラダが付いて１０００円です。やはり大学の中ということもあってお手頃価格です。学生だけでなく一般の人も多く利用されています。コストパフォーマンスを考えるとかなりイケてるんじゃないでしょうか。肉のレベルはバツグンですからね。

Fan Makes Fun！

　昨日はKG-IBAの学友である青春オヤジ殿からご紹介いただき、オリックス野球クラブ株式会社大阪営業グループ部長の三上尚弘氏の講演を聞きに行ってきました。「Fan Makes Fun！〜顧客ニーズを取り込んだボールパーク〜」というタイトルで球団のファン作りからそのファンのレベルをいかにしてコア化していくか、カジュアルなファンを濃いファンに、濃いファンをもっと濃いファンにするための球団としての取組をお聞きすることができました。

　三上氏をはじめ球団職員の方達は試合中に球場に足を運んだ来場者に地道にヒアリングを重ねてたり、時には顧客視線を体感するために自ら球場のチケットブースに並んでみたり、球場の食事を自ら購入し観客席で食べてみたりしながら、お客様視線のあるところや生の声を聞き集め分析したなかで様々な従来の球界のファンに対する常識から一歩踏み出したサービス展開を行われました。そのキーワードは平等と公平の概念です。

　今まで球界でのファンに対するサービスは「平等」が原則でしたが、「公平」という考えでファンに対するサービスを行いました。それぞれの対価に見合ったサービスは公平に行われるべきで平等である必要はありません。平等は時に不公平を生み出します。

　ファンの求めるものを突き詰めると「一体感」「帰属意識」「参画意識」に集約されそのキーワードを基軸にサービス展開を行って行かれている事例を聞く中で、球団に限らずあらゆる業態、また自社においても同じことは言えると感じましたね。