埼玉県にある種苗会社トキタ種苗のミニ野菜シリーズのひとつ、ミニQを紹介します。このキュウリはベータアルファ系のイボなしのミニキュウリで皮が薄く、かじったときの食感がバツグンに素晴らしいキュウリです。キュウリ独特の香りも優れていて、普通に流通しているキュウリでは味わえない美味しさです。
とはいえ、どこで売ってるの?という話になるとたちまち困ってしまいます。この画像のミニQはトキタ種苗のイケメンAさんからサンプルとして頂いたもので、なかなか手に入れるのは厳しいのが現状です。こんなに美味しくもっと多くの人に味わって欲しいと思うような青果物がイメージ通りに展開していかない歯がゆさを感じます。
それぞれの青果物の流通には種苗会社、生産者、出荷団体、荷受会社、仲卸会社、小売業者と様々な段階があってそれぞれの事情や思惑で動くために、こんな物作りができるといいのになぁっていうことが簡単にいかないことが多いですね。消費者の思いが物作りに反映されづらいこの業界、業界全体の脆弱性がこんなところにも起因しているように感じます。