ししとうは獅子唐辛子という名称の一部を省略して呼ばれているのが定着したものです。ザクッと考えるとピーマン類の仲間はピーマン型とトウガラシ型に分類されます。更にピーマンには大型の色鮮やかなパプリカなどのベル型や通常のピーマンやししとうなどの日本型に分かれます。一方のトウガラシ型には世界でも2000種以上あるといわれています。その中でも辛さで定評のあるのがハバネロです。
以前このブログでもししとうを食べてると、幸か不幸か「当たって」しまうお話をしたことがあります。ヒネたししとうではヒット率が高くなるというお話しをしました。トウガラシを食べるときは「辛いものを食べる」って心の準備ができてるから辛くても心理的ダメージはあまりないんですが、ししとうは「辛くないものを食べる」という気持ちで食べたときに突然の辛味襲撃のために甚大なダメージを被ります。
ししとうは通年流通していますが基本的には夏の野菜です。今からの時期が露地でも栽培できる時期で価格もお手頃になってきます。気を緩めず美味しく味わっていただきたいものです。