苦手な野菜という話題になるとよく登場するセロリですが、古代ローマ・ギリシャ時代から存在する歴史のあるものです。当時は強壮剤や香り消しなどに使われていました。現在日本で流通しているセロリの多くはコーネル系の品種で芯のあたりが白くて、外側が薄いグリーンをしています。比較的、筋が少なく香りもマイルドです。一方、アメリカでは緑色系の品種が多く、筋が多いものの香りは強く、スープなんかにはとても相性がいいですね。
それでもスーパーなんかでセロリを買ってきて食べようとすると「筋が多い!」って感じることがあると思います。セロリを美味しく生食するなら、白くて柔らかい芯の部分がお勧めです。筋は少なく、柔らかくて、しかも甘味もあるんですよ。お買い物に行って選べるんだったら芯の部分を買ってみてくださいね。