昨日から36会で東京に来ています。今回は名古屋のT社長がホスト役をつとめてくださっています。いつもながら、この勉強会、毎回実に中身の濃いコンテンツが盛りだくさんです。
首都圏で注目されている商業施設を見学した後に、輸入商社D社関連のFS社を訪問し、その取り組みについてお話を聞くことができました。FS社は国内ではダントツで最大の青果加工会社です。単に加工会社という位置づけではなく、市場価値の創造を通して青果ビジネスの近代化に大きく寄与してきた会社です。
その社長のHさんと経営の中核にいらっしゃるメンバーの方から約2時間にわたってお話を聞き、その後、懇親の場をもたせていただきました。非常に印象的なお話をたくさん聞くことができたのですが、「標準化」というキーワードが強く琴線に触れました。青果物の加工業務を行う中で標準化を行うにも徹底した取り組みが行われ、その結果、他の企業の参入障壁が非常に高くなったように感じました。ここでいう青果物加工とは単に袋詰めや似姿の変更というだけでなく、青果物の熟度管理や鮮度管理なども含めてのことです。
僕たちの日常の様々な業務の中でも標準化のできていない部分、属人的な部分が非常に多いので遅々として業務革新が進んでいません。今回のお話は単に作業という切り口だけではなくコミュニケーションのあり方、業務全体のあり方においても「標準化」への取り組みが必要なんだと考える機会となりました。
上の写真は懇親会の終了後。いいお話を聞かせていただき有り難うございました。