昨日から集中講義の課題研究基礎が始まりました。課題研究基礎とは一年後の卒業に向けて論文を書くための基礎を養うための授業です。いま通う経営戦略研究科ビジネススクールのプログラムには5つのコースがあります。その5つとは...
・経営プログラム
・マーケティングプログラム
・ファイナンスプログラム
・テクノロジー・マネジメントプログラム
・アントレプレナーシップ・プログラム
があります。自分の研究しようとするプログラムごとに履修プランを立てて、最終的な研究の集大成に論文があるということになります。
KG-IBAのプログラムでは経営、マーケティングが人気を2分して、僕が進もうとしているファイナンスはイマイチ人気薄です。日本の他の学校でも同じような傾向があるようですが、海外ではファイナンスは高い人気を誇っています。ファイナンスという学問ジャンルがまだ歴史が浅く、先行研究も海外が中心で、日本ではまだまだ後れをとっているということも現実です。
で、話を授業のことに戻すと論文を自分で書き上げていくためのトレーニングが目的です。ファイナンスの論文は実証研究が中心となります。理論研究は凡人にはとても不可能で、またケーススタディはファイナンスの世界ではあまり一般的ではなく、サーべイ論文は僕たちの入門者には不向きとのことでした。
その実証研究を進めていくための論文の展開を各自の研究テーマごとに論文を読んで、その展開をステップごとに落とし込んでいきプレゼンテーションをするというのが今回の授業で行う内容です。ファイナンスの先行研究の論文は前述したとおり海外中心で、英語文献を読みまくらなければいけません。その上そこには常に不思議な数式がついて回って来るという厄介きわまりない代物です。
不人気分野のファイナンスはどの授業も受講者が少なく、同級生との人付き合いも疎遠になりがちです。昨日の授業も6人の出席で他の課題研究基礎と比べると小規模です。やってることも自虐的とも言える内容で昔のアニメのタイガーマスクの虎の穴を思い出しました。タイガーマスクの「虎の穴」本部はアルプス山中にあるんですが、ファイナンス虎の穴は大阪・梅田にあります。
課題研究基礎、頑張ってますか〜
O田専任講師殿には、返さなきゃ行けない借りがあるので、一度、飲みに行きたいと思ってるんですよ
スマートなヒトですが、なかなか面白いヒトなんですよね〜
投稿情報: オヤジカンパニー | 2006年3 月11日 (土) 19:58
オヤジカンパニー殿 コメント有り難うございます。
スマートなO田専任講師は学術的にはなかなか辛口でハードです。外見とはちょっと味付けが異なります。マーケティングのY本教授のハードさは周知のところですが、このO田専任講師もなかなかのものですよ。
投稿情報: VEGE-MASTER | 2006年3 月14日 (火) 17:33