玉筋魚って書いてイカナゴと読みます。瀬戸内の春の訪れを知らせる「イカナゴのくぎ煮」です。 イカナゴはスズキ目イカナゴ科で、成魚になると15〜25cmくらいになり、成魚をフルセと呼びます。フルセは産卵の終わる1月中旬頃に解禁となりますが、シンコとよばれる生後数ヶ月の稚魚はその生育状況を判断してから漁が解禁になります。例年大体2月中旬から3月上旬に解禁になります。
今年の解禁日は3月1日でシンコの解禁になると神戸や明石を中心にイカナゴのクギ煮を各家庭で作ります。醤油と砂糖(ザラメ)、ショウガを使って佃煮のように甘辛く仕上げます。基本はこの味がベースになりますが、レシピには各家庭ごとの伝承があって作り方も微妙に違います。
僕の会社でもこの時期になると生姜が爆発的に売れます。イカナゴのクギ煮を食べると生姜の鮮やかな風味が口の中に広がります。薬味野菜には様々な物がありますが、ショウガは日本人の食には切っても切れない存在ですね。
懐かしい!くぎ煮は西宮に住んでいた頃毎年作っていました。山椒や胡桃を入れて..たくさん作って家族とかに送るんです。みんな競って作るんですよ。イカナゴを見るともうムラムラしちゃって。朝網のイカナゴを煮るのが何とも贅沢な気分でした☆ 釜揚げでも美味しいし、あとカマスゴも。瀬戸内の春いっぱい食べてね。
投稿情報: つるつる | 2006年3 月13日 (月) 19:50
つるつる師匠! コメント有り難うございます。
クギ煮フィーバーは神戸の西部エリアに行くとメチャクチャ盛り上がってます。今年の新物を昨日頂いたので早速アツアツごはんにまぶして食べました。美味すぎ! フルセを炙ったら最高に美味しいです。お酒が進んで仕方ありません。
投稿情報: VEGE-MASTER | 2006年3 月14日 (火) 17:24
ご無沙汰しております(^。^)y-.。o○
「イカナゴくぎ煮」は私も大好物!!
つるつるさんみたいにイカナゴ見るとムラムラして毎年作ります。
先週辺りからスーパーにお目見えしたので、週末に作ろうと思ってます。
しょうがもタップリ入れますよ (●^o^●)
しかしこのくぎ煮は魔物で、ご飯が進む々!!
しばらく、くぎ煮とご飯の食事が続きそう(^^ゞ
投稿情報: maha | 2006年3 月16日 (木) 23:55
machaさん コメント有り難うございます
この時期はそれぞれの名人の力作を何種類も味わえちゃうんですよ。こんな幸せないですよ。
ご飯も最高だし、お酒の友にも最高です。これがあるとちょっと寂しめの一人酒もへっちゃらですよ。
投稿情報: VEGE-MASTER | 2006年3 月17日 (金) 17:27