この時期の玉ねぎは昨年に収穫された玉ねぎを貯蔵庫で冷蔵されたヒネ物、まさにいま収穫されたところの新物の両方が流通する時期です。上の写真は兵庫・淡路島産のヒネ物です。玉ねぎ産地としては全国区のブランド産地です。
次の写真は熊本県産の新物です。形状は上の淡路島産と同じような球状の形をしてます。水分が多くて柔らかく、苦みや辛味が少ないので生食に適しています。ただ、加熱調理すると水分が多く出てしまいます。加熱調理には一般的にはヒネ物が好まれるようです。
この三枚目の写真は以前にも紹介したサラダオニオンです。このサラダオニオンは静岡県産です。2枚目の写真の熊本県産の物と同じ新物ですが、形状がサラダオニオンの方が、より扁平な形をしています。サラダオニオンはより生食を意識した品種です。
この時期には同じ玉ねぎでも、違う種類の物を食べ比べできます。食べ比べは同じ玉ねぎでもこんなに違う物なのかと気づかせてくれます。ちょっとしたゲーム感覚で利き酒ならぬ、利き玉ねぎなんてこともできますよ。