先日、関東在住の友人と話す機会があり、その時の話なんですが、大和芋の消費は圧倒的に関東の方が多くて、関西では非常にマイナーな存在だということでした。僕は生まれも育ちも関西なんですが、大和芋の存在を知ったのは、この仕事を始めてからのことで、それまではこうしたヤマイモ類は長芋と山の芋(つくね芋)位のものしか食べる機会はありませんでした。
感覚的には、大和芋は長芋と山の芋の中間くらいの粘り具合で、形状的には扁平型で形がいちょうの葉に似ることから「いちょう芋」と呼ばれることもあります。大きさは長芋の一回り小さなサイズというところでしょうか。栽培されているエリアも関東近辺、以北が多いですね。
野菜などの食材の消費には地域性もあるんですね。代表的なものでいうとネギといえば、関東では根深ネギ、関西では葉ネギです。長い年月をかけて根付いた食習慣というものは本当に奥深いものだと感じます。食の分野でもボーダーレス化は進み、より一層規格化された形でビジネスは進んでいきます。でも、そんなところだけでは語れないのが野菜や果物の魅力なんですね。
関東・関西の食文化の違いですか・・・
ちょうど昨日、築地で春菊についてお話を伺ってきました。
春菊も関東→中葉種、関西→大葉種(菊菜)なんですね。
今でも関東では菊菜を見かけることはほとんど無く
築地でも注文が無ければ取らないんだそうです。
仲買さんを紹介していただきましたが、
昨日はもう無くなってしまったとのことで買えませんでした。残念・・・
肉厚で甘味があると言う京菊菜、食べみたいです。
大和芋から外れちゃいましたね。すいません・・・
投稿情報: kozu | 2005年12 月 7日 (水) 18:01
春菊と菊菜、まさに地域性ですね。関西では基本的に根付きの菊菜がスタンダードなんですが、時々関西でも茎から切り落としてる関東仕様の春菊が流れてきたりします。
しかし、やはり普段見慣れているものの方が評価は出やすいようで、あまり高い評価は出ませんね。
関西出撃の際はお腹いっぱい菊菜を食べられるように用意しておきますよ...そんなに要らないって!?
投稿情報: VEGE-MASTER | 2005年12 月13日 (火) 11:20