僕たちの会社の入社内定者の学生さんにはブログの実践をお願いしています。その中の一人Y君のブログ記事が非常に熱くて、思わず僕も反応が熱くなってしまいました。もの凄く長文になりますがそのメッセージを紹介したいと思います。
本当に長いですよ。
このY君ブログへのコメントを僕がつけたのですが、そのコメントも長すぎてY君のブログにアップできませんでした。そこで僕のブログにY君のメッセージを掲載させていただき、この次の記事に僕からのコメントをアップします。
相当長いやりとりですがお時間のある方はおつきあい下さいね。
Y君のブログより
この前の会社研修で凄く感じたのが、理想と現場には物凄く大きな差があるという事。経営陣(社長や取締)と現場(営業部長や営業として働く社員)には大きな差があるという事。
僕 ら内定者は、どちらかというと、経営陣の人達に洗脳されてる訳じゃないけれど、どっちかというと経営陣の人達の考え方と凄くマッチしてます。これからこの 業界を変えていく為には、こういう事が必要で、もっともっと変化していかなきゃいけない事もあって、今までの考え方にとらわれていてはいけないんだって。 すごくそれは高いレベルで議論出来てる気もするんです、それわそれで。
でも現場の人達は、日々、利益を産みだす為に、クライアントとの取 引があって、会社を動かしていく為に動いてる訳であって、そういう理想や、例え正しいとしてもそういう新しい考えたかに中々適応出来ない現実がある。それ はやっぱり、現場にいる人間ならではの考え方で、それこそ昔の古いやり方っていうのに固執してるっていうのもあるけど、でも変化なんて一気に起こす事なん て出来ないし、毎日毎日やらなきゃいけない事は山ほどあるし、営業は営業で利益を産みだす為に、或いはそれだけじゃなくて会社の信用を得る為に、注意を怠 らぬ様に業務にあたってるから、働いてるから、理想論的な部分を語るまでの道のりみたいなものがすごく大きい。
アルバイトの話になって申し訳ないけれど、僕がおそらく、企業側に採用するにあたって、一つ評価された点があって、それはアルバイトで、旧来のやり方を一新して、自分の影響力でもって現場の制度もやり方も何もかもを新しく変化させたっていう事だと思うんです。
僕 が前にやってたバイト先は、凄く特殊で、名前を出しちゃうと、コープでのアルバイなんですけど、学生しか働けない所なんですけど、するとそこには30歳の ベテランフリーターみたいな人もいないんですけど、逆に言えば学生ですから、学生的考え方でしか働いてないから、要するに、一番上の偉い奴がデカイ顔す るっていう場所だったんですね。
バイトリーダーという制度があって、そのリーダーにさえなれば好き放題出来るシステムで、僕が入った時の赤川さん というリーダーは物凄く良い人なんだけど、自分がお金を稼ぐために自分に有利なシフトしか組まないし、自分の好きな仕事しかしないし、時給が上がる時間帯 は誰か一人帰らなきゃならないんだけど、それは何故か必ず後輩が帰るというシステムが出来上がってたりして。
しかも居心地が良いから、赤川さんなんてもう4年もそこにいるわけです。大学生活ほぼずっと。
そんな人に立ち向かえるはずもないから、みんな入っては辞めて入っては辞めての繰り返し。
店長や社員にそういう事を告げ口する事も出来ないぐらい、圧力をかけてくるし、赤川グループが出来上がってしまってたから、すごくそこに反抗する勢力を持つのは難しい現状だった。
僕 は丁度その頃、労働法をかなり真剣に勉強してた時期で、変な正義感じゃないけれど、どう考えてもイーブンじゃない、公正・公平なシステムじゃない、労働環 境じゃないと瞬時に気づいたわけです、感情論的な部分じゃなくて、たかだかアルバイトであるとしても、ここまで好き勝手にされては困ると。
それで、僕が入った頃は、赤川さんがあと数カ月で辞めるという時期でした。
もう卒業なんでね、大学。
で、次のリーダーは加奈と決まってました。
で も加奈は逆に凄く真面目なんだけど、そういう赤川さんの残した負の遺産(理不尽な制度)については特に意識はなくて、逆に流されてしまう所があったんで、 加奈に任せるという訳にはいかず、つまり、赤川さんがいる間に、赤川さん自身で、このリーダーに有利過ぎる制度を廃止して、加奈に引き継いでもらわないと いけないと、そういう事はすぐにわかりました。
でも僕は、ここの職場に理不尽を感じてる人達のグループだけに属するでもなく、赤川グルー プだけに属するでもなく、いわば無所属の立場から、どうにかしてやろうと思ってました。どっちとも仲良くするわけじゃないし偏る訳じゃないけれど、どっち にも口は出せるし意見も聞けるみたいな。
入って一カ月の新人が偉そうにするなって思われるかもしれないんで、そこは圧倒的な仕事力でまずは全員に 認めさせました。そして仕事が出来る事と、おしゃべりが得意な事は、赤川さんみたいな人間にとっては脅威なので、僕はガンガン赤川さんを攻めていきまし た。喧嘩売るわけじゃなくて、むしろ仲良くなって、でもその仲良くなるっていうのも媚びを売るんじゃなくて、舐めとったらドツキまわすぞっていうぐらいの 想いを根底に感じさせる様なしっかりしとした個みたいなものを感じさせる様に。
赤川さんは僕を認めてくれて、凄く仲良くなりました。
休みの日は二人で遊びに行ったりもしました。
でも僕の頭の中は、常にあなたのやってる理不尽な制度をどうにかしてもらわな困るという事だったんで、ときどきに、他のメンバーで不満に思ってる人もいるぞっていうのを伝えていきました。
で もそれでも赤川さんは動かなかったので、僕はとうとう反・赤川グループを結成して、赤川さんが辞める一か月前に赤川さんに全てを伝えました。これは理不尽 じゃないんですかって、居酒屋で3時間ぐらい。そしてとどめに僕は意見書というものをワードで作成して、店長に提出しました。
それを読んだ店長は、逆にここは生活協同組合はしっかりしてるな、さすがやなって思ったんですけど、すぐに地域担当の人やもっと上の人も来てくれて、僕に謝りにきてくれました。
そんな事があったんかって、申し訳ないって。店長に何とかさせるからって。
でも店長は店長で、パートのおばちゃん達に権限を完全にとられてしまってる様な頼りない人だったんで、「裕介お前がなんとかしてくれ」という状態でした。
で、 僕は『連絡ノート』『新しいシフト制』『業務マニュアル』というのを一人で作って、赤川さんに提案しました。連絡ノートは、日々働いてる中で思った事を書 いても良いというものです。連絡事項がある時もそれを使うと。でもこれには狙いがあって、この連絡ノートは店長やパートさんも書き込めるものにしました。 つまり、アルバイトの反・赤川グループが赤川さんの自分勝手な行動に不満を感じた時は、そこに書いてしまえば店の全員に知れ渡ってしまうのです。これで赤 川さんの動きを規制しました。赤川さんというよりは、リーダーという立場そのものの権限を監視するシステムを確立しました。
新しいシフト 制というのは、普通のバイト先なら当たり前だけど、皆の入りたい曜日をみんなに意見を聞いてから決めるというもの、そして時給が上がる時間帯に関しては先 輩後輩に関わらず、全員が週で同じ回数残れる様に、振り分けるというものです。この制度によって、後輩が残って赤川さんが帰るという事も可能となりまし た。
そして業務マニュアルは、赤川さんの様に自分勝手に仕事しないように、基本、最低ライン、全員はやるべき事は決まってるんですよっていうのを詳細に書いていきました。リーダーだからとか関係なく、皆やるべき事はやるんだっていうのを伝わる様に書きました。
この3点の制度によって実際に後輩達は働きやすくなったって言ってたし、パートのおばちゃんやお客さんからも、笑顔が増えたねと言われる様になりました。
も ちろん、この制度を新しく導入してくれた赤川さんの勇気も素晴らしいですけど、でもそこは掌の上で僕が転がしてた部分もあったんで、あの人は自分なりに正 義感を感じながら僕の提案を受け入れてくれたんですけど、あの人がそう思うようにもっていったのは実は僕の思惑通りであって、あの時期の心理戦、駆け引き は異常なほどでした。
だけど赤川さんが辞めてからも僕の改革は続いていて、まだ「リーダー」という制度は残してしまってるわけで、じゃぁ 何故3つの制度を入れる時に、リーダー制度を廃止しなかったかというと、それはやっぱり出来なかった訳です。色々と圧力もあったし、パートのおばちゃんま で口をはさんできたし。
で、結局、最終的には僕がリーダーとなって、自分で「リーダー制度なんか必要ないです」と宣言しました。リーダー になれば時給も物凄く上がるんですけど、そのぶんを他のメンバーに振り分けもらいました。そういう、時給でのひがみあいもあったんでね、リーダーになる と。それなら皆おんなじ時給で、一人一人が責任もってやるんが一番良いでしょ。年数が増えていくごとに時給があがるのは仕方ないけど、リーダーになったか らっていきなり跳ね上がるのはおかしい。
皆がなりたいのに、選考基準が年功序列じゃ、能力のある人間が不満に思うダケでしょ。
だからリーダー制度は撤廃してやって、僕の改革は2年かかりましたが、完結した訳です。
そういう経験を理想と現場の考え方の違いという観点からみると、これから現場に入る僕自身もそうだけど、想像的な仕事とか新しいやり方とか旧来のものに固執しない考え方とかわかるけど、頭ではわかるけど、じゃぁ現状をどうやって変えていくんだい?ってなると思うんですね。
日々のやるべき事は決まってるし、会社を動かしていく、エンジンを止めるわけにはいかないし。
で も逆に、そこまで突飛な事なんてしなくても、着々と時間をかけて、ゆっくりと理解してもらえる人達を増やして、自分も説得されながら、僕も相手を説得しな がら、方向性を変えていく事ぐらいは出来るんじゃないかって思う。その時に大事なのは、きっと論ではなくて、自分っていう人間そのものがどれだけ信用する に値する人であれるかどうかで、こいつの言う事なら、やってみようかって思える人間、実績みたいなものを持っていれるかどうかやと思う訳です。
ア ルバイトでは、僕は自分たちの働く環境について強い問題意識を持ちながら働いてきたし、もちろん社会人になったからって、そこを軽視する訳ではないけれ ど、社会人として、正社員として、それは周りの同級生を見てても思うし、時代のせいにしていけないけれど、ある程度、いやむしろ、相当程度以上の労働は覚 悟しなきゃいけないし、そういう事もわかって自分は入社したから、労働時間や勤務時間について、どうこうしたいという想いは、正直、今は無い。
むしろそこよりも、どうやったらカネヘイがデカクなるか。
正直に言うと、自分もいつか家族を養う立場になる訳だから、ここはハングリーに、どうやったらボーナスをたくさんもらえるか、どうやったら給料が上がるか、どうやったら皆の手取りが上がっていくか、もちろんそういう所も、正社員として貪欲に求めていって良い部分だと思う。
それは媚を売るんじゃなくて、カネヘイが成長していく事に繋がっていくと思う。
カ ネヘイの成長っていうのは、利益優先主義に走るんじゃないっていうのはもう、この研修で叩き込まれてきた部分で、重要なのは長期的な利益を出す事で、長期 的な視野で、カネヘイという会社、カネヘイというブランドを成長させていく事に主眼を置いて、目先の利益に走る事を捨てて、そういう展望でもって自分も商 売人にならなきゃいけない。
じゃぁ長期的な利益を見据えて働き方、商売、営業って何だろうって。
カネヘイ、仲卸という立場をしっかりと認識したうえでまず出来る事は、お客様、それは例えばスーパー等が抱える「悩み」の解決手段を提示する事がまず一つある。
新規の顧客を、飛び込み営業でもって開拓していくという営業スタイルではないんだから、今大事にしてもらっているお客様の悩みを、仲卸という立場から何が出来るかっていうのが一番大事な部分なんだろうと思う。
それで僕がもう一歩進めて考えていきたいのが、どうしても、やっぱりそれは、「青果物」そのものに対する世の中の見方、イメージをもう一度、基礎的な部分から応用的な部分まで、作りなおしていきたい、組み立てていきたいという事。
僕は仲卸の仕事を、『vege director』と名乗れるまでの商売人になりたい。
仲卸という立場を飛び越えて・・・というよりは、自分たちの立場をどうやったら最大限に活かせるかを考えて、それは例えば、「生産者側と販売側の間に在る」という利点から、青果物そのものの流れやイメージも含めてディレクトしていける仕事をしたい。
野 菜と一言に行っても、生産者によって出してくる商材もそれぞれだから、その出してきた青果物に応じて、生産者に応じて、そしてそれを何処に流していくかも 配慮しながら、ただ単に流していくだけの仕事ではなくて、もっとエンドユーザーの五感に、感性に、働きかける事を目的とした「仕掛け」を施す事の出来る、 そういう仕事をしたい。
もちろん売り場の工夫も大事だけど、自分たちの立場をより深く考えると、きっとそれはまず、包装する段階にもっと何か一工夫出来ないかなって思う。
「カネヘイ」というシールを貼るだけで、消費者が「ここの野菜なら安心で美味しいわ」って思ってもらえるならこれ以上の事も無いし、コストもそんなにかからないんだろうけど、現状はそこまでのブランド力は少なくとも、消費者に対しても持たれていない。
僕 達にとってのお客様(スーパー等)に対しての提案や営業も、もちろん大切で、でも、そういうお客様達が、本当の意味で「カネヘイが良いな」って思ってもら える一番の動機としては、やっぱりカネヘイで仕入れた商品はよく売れるっていう事が一番理想的で、じゃぁ、美味しくて安い商品を、カネヘイが損をしてでも 仕入れて流していけば良いのかっていうときっとそういう事じゃなくて、むしろ、少々ダメなものであったとしても、それはそれでカネヘイを必要としてくれる 場所があれば良くて、むしろそういう損の仕方ではなくて、消費者に直接訴える事の出来る仕掛けをカネヘイから発信していけたら、そしてエンドユーザーが感 じとって、別に「カネヘイの青果」と気づかなくたって、そこのスーパーの野菜が美味しいと認識してもらうだけでも十分で、でもそうなると、お客様が僕たち を必要としてくれる事はきっと必然で、そういう流れの中で何か出来ないか、そういう事をずっと考えていきたい。
野菜って、ある意味もう あって当たり前もので、キャベツはキャベツで、トマトはトマトで、とにかく知らない人はいないんだけど、でも、改めてその当たり前をもう一度見直して、消 費者が違う角度から青果物に関心や興味を抱いて、今までとは違った角度から、野菜というものに接して頂ける、見方をもって頂ける、そういう今までとは少し 違ったイメージをどうやったら作りだせるか。
僕は包装だと思う。
外見を変えただけで、仮に売上が伸びたとしても、すぐに消費者が「変わらないね」って思えば売上は元に戻るわけで、結局コスト面で赤字になるんなら、意味無いのかもしれない。
で もその外見が、消費者の見方や意識を変える程の仕掛けがあるのなら、きっと簡単には見捨てないはずで、別にカネヘイのトマトを買わなくたって、色んなトマ トを食べてみたいっていう興味だけでも持ってもらえたら、きっとそれはそれでよくて、じゃぁそういう情報発信、イメージを発信したのはどこの野菜です か?ってなった時に、やっぱり帰ってくる場所はカネヘイブランドであれば、長期的に見ればきっと利益は出せる。
「青果物のカタログ」みたいな存在になりたい。
その前提にあるのは、vege directorであり、どういうイメージでこの商材を流していくかという緻密な戦略であり、そして今までしゃしゃり出るはずもなかった仲卸で働く人達の情熱だ。
同級生が、将来のお嫁さんが、僕のやってる仕事を100%理解してなかったとしても、10年、20年先に、そんなにやり甲斐のある仕事をしてたのかって、そう思わせる程の仕事にしたい。
仲卸って、こんなに楽しいんですよって。
農家の経営者が、団体を作って、大規模な直売所で大きな利益を産みだしてる。
大企業が自分たちの農地をもって、自分たちで収穫して販売してる。
だけど仲卸は、そんな時代の流れの中でまだまだ必要とされていて、むしろ、仲卸はなくてはならない存在なんですよって、強く世の中に訴えかける職種にしてきたい。
もうこれは、自分の会社だけが・・・というよりは、仲卸で、中央市場で働く人達全員の誇りに繋がっていく様な部分で、そういう信念をずっと僕は持ってたい。
自分のやってる仕事に誇りを持ちながら、そして大きな大きな必要性を感じながら、働きたい。
仲卸という仕事そのものを、何十年かけてでも、もっともっと格好良くしたい。
格好良くっていうのは、面白みがあるという事です。
面白みっていうのは、自分たちの発想やアイデア、感性が強く求められる仕事であるという事です。
しかもそれは、経営している立場だけでなく、現場で働く営業の人達一人一人が、毎日毎日求められる、そんな仕事でありたい。
僕 は最後に清水さんが、茂木健一郎の『脳と創造性』(おそらくきっとそう)という本から5つほど、創造的な仕事をするためのポイントみたいなものを引用して たけれど、僕はそういう考え方を、「現場にいない人間が言ってる綺麗事」としてとるのではなく、むしろ、そういう考え方が一番大事なんですよって言える、 そういう現場でありたいと思う。
逆に言えば、今現場にいる人達が今の時点でそう思っても仕方ない事だと思うから。
じゃぁ自分は、そう思っても仕方ない現場で、そう思わずに、むしろ清水さんの言ってる事が心から正しいし大切だと思える現場に変えていくにはどうしたら良いか。
そこがポイントだと思う。
これはもう、30年40年かかってでも僕達の世代がどうにかしていかなきゃならない使命だと思う。最初の3年は蟻みたいに扱われたとしても、常にそういう野心は持ってたい。じゃなきゃ、僕がこの仕事を選んだ意味がない。理由がない。
惰性で働くんなら、きっとすぐに転職した方が良い。
人生は1回しかないから、でもだからこそむしろ僕は、カネヘイに飛び込んだ。
で も、何かを変えたい、変えたい、でもその前に、自分自身が周りに信用されるぐらいの人間にならなきゃいけない、正論、それは頭で考えてばっかりじゃなく て、これから、何年もかけて信頼関係を自分の会社の先輩たちやこれから入ってくる後輩達に対しても築いていかなきゃならないし、もっと言えば、お客様との 信頼関係もすごく、きっと大切になってくる部分で、いろんな角度から、そしてあらゆる立場の人達を捲きこんで、ダイナミックに、だけど日々着々と、1ミリ ずつでも変わっている、そういう変化を起こさなきゃいけないんでしょうね。
入社まであと数カ月ですが、もう待ってられないくらいです。
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