昨日はお取引先の賀詞交換会に出席してきました。一昔前だと15日の松の内があけるまでは、多少なりともお正月ムードって雰囲気もありましたが、最近は仕事始め2~3日程で普段変わらない雰囲気になってしまいますね。それでもこうした賀詞交換会ということもあって、お正月らしい雰囲気を感じることができる様に懇親会の前に若手女性講談師の神田京子さんの講談を聞かせていただきました。実は僕が生の講談を見たのは昨日が生まれて初めてのことでした。後の懇親会で周りの方に聞いてみると初めて聞いた方が多かったですね。
講談はスタイルが落語と似ていますが、多くの相違点があります。落語は庶民の滑稽噺を代表とした物語を落ちとともに語られるのに対して、講談は史実に基づいた話を講談師が語るというスタイルです。また高座におかれた釈台と呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇でそれを叩いてリズム感よく読み進めていきます。この日の読み物(演目)は新春の縁起物でよく読まれる赤穂義士伝でした。引き込まれる様な語り口に一時間があっという間に過ぎてしまいました。懇親会でも多くの方と新年のご挨拶を交わすことができてなかなか中身のある時間でした。
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