今日は大阪のグランキューブ大阪で行われた、2007年度関西IT百撰フォーラムに行ってきました。関西IT百撰とは関西地域において、ITを活用し、優れた業績をあげている中堅・中小企業様の事例を選ぶというもので、その中の優秀企業が「IT百撰フォーラム」において講演を行います。
今回の優秀企業に選ばれた事例のなかに食肉のトレーサビリティにITを導入し効果を上げている企業があり、その講演を聴いてきました。食肉と青果物ではトレーサビリティにおいての管理手法も大きく異なります。食肉の世界のなかでも牛肉と鶏肉でも大きな違いがあります。
青果物の世界でのトレーサビリティはまだまだ取り組みもあまり進んではいないように感じます。今日の話を聞きながら感じたのはトレーサビリティという枠組みだけにとらわれるのではなく、消費者が自ら口にする物の安全性を確保するには、どんな情報をどんな深さまで掘り下げ、どんなタイミングで、どのように提供するかということが大事だと思います。そう考えると青果物のトレーサビリティを語るには、それ以前のもっと根本的な部分が抜け落ちてるのではないのかと思いますね。
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