2月1日〜2日に東京の虎ノ門パストラルホテルで全国産直研究交流会が行われました。今年の青果物品質保証システムの改訂版の主な目玉は適正流通規範2008年度版と青果物仕様書統一フォーマットのリリースでした。
適正流通規範とは確かな商品の供給システム構築のための、生協の産直青果物の流通のあるべき姿をまとめ上げたものです。規範書の内容は多岐にわたり、多くの手順書の作成を求められています。ただ、こうした手順書作成は自社の現場の管理レベルに基づいて、日頃のちょっとした目の付け所、工夫などで進めることができます。こうした規範はその対象となる流通現場をチェックするために存在するのではなく、いかに今より高いレベルの流通現場にするのかという視点で運用されるものです。
また青果物仕様書の統一フォーマットは全国の多くの生協ごとでバラバラだった青果物仕様書を日本生活協同組合連合会の主導で統一フォーマットを作り上げたものです。こうした統一フォーマットで生産地の仕様書作成作業が大きく軽減されるという効果が期待されます。産直産地の方や全国の様々な方たちとお会いすることができ、なかなか有意義な2日間でした。
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