トマトは食の嗜好の多様化がよく現れてる品目の一つです。野菜の中での位置付け的にはキュウリとそんなに変わらないんですけどね。特にここ数年の加熱調理するトマトの充実度は著しいですね。今まではトマトソースを作るときには過熟になって生食できなくなったトマトを使うことや缶詰や瓶詰のホールトマトなんかを使うことがほとんどでしたが、少しずつ加熱調理用のトマトが充実して様子が変わってきましたね。
このシシリアンルージュも加熱調理を前提としたトマトです。加熱調理したときに味の濃さ、コクがしっかりとしているのが特徴で、生でも糖度が7〜8程度あるようです。酸味もそれなりにありますが、その酸味も加熱すると味のコクへと変わります。缶詰や瓶詰のホールトマトよりも手間はかかってしまいますが、できあがった味を比べると思わず納得です。シシリア島のパッキーノ地方のイタリア人マウロ氏の力作のこのトマト是非試してくださいね。
う、うまそうですぅ。
投稿情報: furufuru | 2006年10 月26日 (木) 12:28