先週、平成17年度のひょうご経営革新賞表彰式が行われました。その記念講演は神戸大学大学院経営学研究科教授の原田勉先生による「経営革新を通じた戦略的経営に向けて」というものでした。
その講演はひょうご経営革新賞表彰式の記念講演ということもあり、経営品質という部分にフォーカスし、そこから経営の実際の部分に落とし込んでいくという非常に興味深い内容でした。経営品質とはよく耳にする言葉ですが、その意味はどんな物なのでしょう..
経営品質とは....
◎製品・サービスに対する顧客の評価→経営品質の上位目標
顧客満足度
◎経営の仕組に対する客観的な評価→経営品質の下位目標
高い顧客満足継続的に提供できる経営の仕組
現時点だけではなく将来をも含めたもの
と纏めることができます。
ここでいう顧客満足度とは....
CS(CUSTOMER SATISFACTION )=顧客満足
CS=価値−価格
これを更に分解すると
CS=価値−費用−利益
という構造になります。
これらをふまえた、経営品質のチェックポイントとは
◎どのような顧客価値を提供しているか
◎他社との違いは?
仕組の違い→事業システム
顧客価値→ポジショニング
◎経営品質を継続的に革新するための仕組みはあるのか?
−ラーニング・オーガニゼーション
−人事制度のポイント
−事例検証 アスクルとコクヨの事例、デルモデル
などがあげられます。
ここから如何にして効率的なリーダーシップを発揮し従来型のマネジメントサイクルから、もう一歩踏み込んで進化させたマネジメントサイクル、すなわちリーダーシップサイクルを構築していくことが必要なんですね。
行うは難し....
受賞、おめでとうございます!
うーん、内容についていけない自分が淋しい・・・。
私も、勉強したい!
・・・とりあえず、足元の(5月からの)マイスター講座 頑張ります。。。
投稿情報: stutiyi | 2006年3 月30日 (木) 09:23
stutiyiさん
来年の今頃、そう言っていただけるように必死で頑張りますよ!
マイスター講座頑張ってください。カルテを早めにやっつけるのがポイントですよ。
投稿情報: VEGE-MASTER | 2006年4 月 4日 (火) 10:40