青味大根は京都にかつてあった群大根(すでに絶滅)の変種として生まれました。写真の通り通常の大根よりかなり細いものです。この青味大根、今でも京野菜の一つとして流通しています。
地域性もあるのですが、正月の雑煮にこの大根を入れることもあり、雑煮大根として使われることも多いですね。輪切りをして雑煮以外の煮物にも使われたり、漬け物に使ったりもします。特に関西ではこの大根を使うことが多いですね。お正月前に収穫するように栽培します。
流通してる大根は青首大根ばかりなってしまいましたが、全国のいろんなところに、その地方固有の大根が今でもわずかですが生産されています。こんなところに野菜や果物の奥深さがあります。
先日、生産者の方から長大根をいただきました。
曰く、「正月用に植えたんが、もうこんなになってしもた。。暖ったかいしなぁ。。よぉできるわ。。」
ですと。。
まぁ、正月用は言いすぎとしても生育が早いのは確かなようです。。
雑煮大根は大丈夫でしょうか。。。
長くなりすぎてないでしょうか・・・・。。
心配してます。。
投稿情報: しょうし | 2005年11 月21日 (月) 08:32
神戸では雑煮大根の大部分は徳島から入荷します。
農作物ってうまくできてます。徳島の生産者の方に今年の雑煮大根の状況を伺うと、前倒しで生育してるとのことでした。
工場で生産する物とちゃうのが辛いですよねぇ。
投稿情報: VEGE-MASTER | 2005年11 月21日 (月) 10:59