カリフォルニア産のぶどうはレッドグローブ、トンプソン・シードレスなど数種類が流通していますが、なかでも僕的にイチオシなのがこのオータムロイヤルです。種なしで、皮まで食べられるためとても食べやすく、甘みも抜群です。
ぶどうの表皮から粉を吹いていますが、これをブルームといいます。ブルームは果実が外的なストレス(気温、湿度、その他環境)から自分自身を守るための防衛本能から出てきているもので、農薬などではありません。ブルームが表皮を覆ってるのはむしろ丁寧に扱われている証しでもあります。キュウリもブルームを出す品種がかつては多かったんですが、農薬と誤解をまねくため作付は減ってしまい、今の主流はブルームレスキュウリです。ブルームを出すキュウリの方が美味しいんだけどなぁ...
まだ誕生して10年程の新しい品種です。果物は野菜に比べると種類が少ないのでなかなかバリエーションを出すのが難しいのですが、このような新しいものを取り入れながら展開していきます。一般的に果物は果実が太っていく時期に雨が少ないと糖度が上がるといわれています。今年は台風も少なく美味しい果物を食べることのできる可能性が高いのではないでしょうか。
とてもきれいな紫黒色ですね〜。
そして種なしで、皮まで食べられるなんて‥
ちょっと食べてみたいです。
しかしこれまた売っているのを見たこと無いです(+_+)
私の住んでる地域はブドウの生産が盛んな地域なのでブドウにはちょっとしたこだわりがありますね (^^♪
まだ誕生して10年程の新しい品種だそうですが、
先日四国のキウィの産地に見学に行き香川県の「キウィフルーツ3兄弟」を見てきました。
そこでのお話でフルーツは新しい品種を作るのに最低10年はかかるとの事でした。
そして香川県が誇る「香粋」食べましたが、
甘みが濃くて、とても美味しかった〜あんなに甘いキウィは初めてかも‥
「香緑」はこれからなので収穫だけして、ただ今家で追熟中です、またお味の報告いたします、
投稿情報: macha | 2005年11 月 2日 (水) 23:02
香川県はキウイの品種開発にはものすごく熱心ですね。僕が香川のキウイ産地視察に言ったのは10年近く前のことなんですが、その時にお土産にいただいた香緑は追熟にかなりの日数を要したように思います。
ヘイワードが圧倒的な主力の中でオリジナル性を打ち出しそうとする香川県の取り組みは面白いですね。日本一小さい県だけに独自性のある品目展開をしてますね。
オータムロイヤルは輸入物なので生産の盛んな地域ではどうしても競争力が弱いんでしょうかねぇ...
投稿情報: VEGE-MASTER | 2005年11 月 4日 (金) 09:15
レッドグローブはよく見かけますが、オータムローヤルは??。ひょっとすると先日それらしき物を口にしたかもしれません。次回はオータムローヤルの名称を確認してから買ってみます♪
投稿情報: saccot | 2005年11 月 7日 (月) 10:24
オータムロイヤルはレッドグローブより後発種ですね。種なしで皮のまま食べられるという品種は手軽さもあってヒットしてます。もちろんきっちりと洗ってあげるのは必須ですけどね。
反面、種有りぶどうは敬遠される傾向にあって作付はどんどん減ってます。これも時代の流れなんでしょうか。
投稿情報: VEGE-MASTER | 2005年11 月 8日 (火) 11:45