金時草と書いて「きんじそう」と読みます。キク科の植物です。加賀野菜として有名なんですが、もともとは熊本の水前寺で作られていたためスイゼンジナ(水前寺菜)ともよばれます。やはり特徴的なのは葉の裏が鮮やかな赤紫色をしているところです。金時草と呼ばれる由縁はこの赤紫色(金時芋のような色)にあります。
加賀野菜が注目を集める中、各地のスーパーマーケットでもよく見かけるようになってきました。酢の物やおひたしにするのが一般的な食べ方ですが、やはり金時草の独特の色目を活かした創作料理を見かけることがあります。料理人の創作心をかき立てる食材の一つだと思います。
食味的には独特のぬめりがあります。モロヘイヤを思わせるような感覚でしょうか。金時草はビタミンA、鉄分、カルシウムを含み、血圧を下げたり、活性酸素を抑える効果が期待できます。本来は夏から秋口にかけての野菜でしたが、今では一年中流通しています。一度試してみてくださいね。
金時とか金時や金時とか、金時とかをBLOGしないはず。
投稿情報: BlogPetのVEGE | 2005年10 月 6日 (木) 13:25