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2005年8 月29日 (月)

コメント

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しょうし

初めまして。TBありがとうございました。^^
記事読ませていただきました。正直、私が書くことに戸惑ったことまで書いあり、胸の支えがとれたようです。^^

「業務ニーズ」は「消費者ニーズ」ともいえます、ただ、「輸入」が「消費者ニーズ」かといえば疑問に思います。問題は、農産物輸入の現状や原産地の情報を消費者が知らない(知りたがらない、知る術もない、知りたくない)ことだと思います。

生産者側にも問題はあります。生産コストも考えた農産物の適正価格を日本全国の生産者のどれくらいが把握しているのか。。高ければ嬉しい・・・、安ければ苦しい・・・、だけではいけません。
自分で作った作物の適正価格・・・自信をもってつけられる値段を生産者が知ることだと思います。

安定価格=一定価格であってはいけないとも思います。農産物は天候・環境によって大きく左右されます。キャベツ1玉が凶作時も豊作時も128円ではないことを、消費者にはわかってもらいたいと思います。。


コメントに長々と主張しまして、申し訳ありません。
なんとなく、私と似た臭いを感じましたので、熱くなりました。。ちょくちょく寄らせていただきます。

芳井集

はじめまして。
ブログジャンキーでサーフィンしてたところ、
ふとこの記事に目が留まりましたので、
足跡残させていただきます。

私は飲食業でバイトをしているので、
食材の値段は色々と気になるところなのですが、
なぜそのように高くなるのかとか安くなるのかというところまでは、
あまり深く考えていませんでした。

ただ去年の高値と今年の安値(そして廃棄処分)ということを目の当たりにし、
なんともすっきりしない気分でいたところ、
この記事を拝見した次第です。

飲食業に従事していながら、
食品の流通や市場価格についてまだまだ無知な自分を恥ずかしく思いました。

これを機会に少しずつでも食品全体のことを考えていきたいと思いました。

こちらのブログでは他にも色々と食品についての情報が拝見でき、
とても勉強になります。

ちょくちょくおじゃまさせていただきたいなと思いました。

それでは、まとまらないコメントを長々と失礼いたしました。
更新を楽しみにしております。

VEGE-MASTER

しょうしさん

しょうしさんのブログをグルリと拝見しました、めっちゃ熱いですね。日本の農業の停滞状況の最大の要因は、生産者サイドの考え方でもって生産が続けられ、一概には言えませんが、消費者サイドには余り目が向けられていないと思います。

工業製品と農作物は同じレベルで語ることはできませんが、少なくとも歴史の中でマーケットニーズに反映すべく様々なイノベーションを経て工業製品は進化を遂げてきました。しかしながら農業の分野においては、生産側が歩み寄る場面は少ないと感じます。

生産側も、もう少し変わっていかなきゃいけないところまで来てると思います。自然相手に生産される農産物は、天候によって生産コストが変動するのは当然のことだと思います。

僕たちの業界に関わる部分でもっとオープンにしなければいけないのは、しょうしさんのおっしゃる農産物輸入の現状や原産地の情報のところだと思います。商品にはメリット表示と同時にデメリット表示もある方が消費者は、より公正な判断ができますからね。

長々と失礼しました...

VEGE-MASTER

芳井集さん

コメント有り難うございます。
外食や中食のところでは、青果物は材料であって、製品を完成させるためにはコスト計算が必要になってきます。キャベツが高騰したからといって、簡単にメニューの値段は変えられないし、逆に今年のように安くても「キャベツ安値のため、お好み焼き半額!」っていうのもあまり現実的ではありません。

食材を提供する僕たちの立場からは、その原材料費の変動幅を如何にして少なくするお手伝いができるかというところなんですよ。

これからもどうか宜しくお願いします。

stutiyi

こんばんは、コメント・TBありがとうございました。

>儲からない農業に将来はありません。
本当にそう思います。消費者が自身の問題だと考えないと、解決しない部分もあるので、それを提起していく必要もありますね、私たち生産者。(今 変換で凄惨、と出た・・・笑えないっ!)

需要と供給のバランスで価格が決まっていくというのは、健全な姿でもあると思います。しかし、フランチャイズ化されている外食産業の場面では、利益保障的な意味で固定で契約の必要もあるだろうし・・・と、頭の中がいろんなことがぐじゃぐじゃしている現状です。

私見を長々と述べてしまいました。
またお邪魔します。今後ともどうもよろしくお願いいたします。

VEGE-MASTER

stutiyiさん ご訪問&コメント有り難うございます。

様々な規制によって擁護されてきた農業という産業に対して規制緩和という大きな波がやってきたように感じます。

これからの農業の将来をイメージしたときに、今以上に産業界に野ざらしになりなるのではないかと思います。このことに対して僕はある意味必然の流れなのかもしれないと感じています。

日本の農業に競争力と収益力を身につけさせていくには業務のリエンジニアリングが必要になってくると思います。その実現には慣習や因習と向き合いながら一つ一つクリアしていかなければなりません。世代が変わってから考えれば...って時間的余裕もないと思います。

立場は違いますが、こんな話をできることに職業人としての喜びを感じます。

どうか今後とも宜しくお願いします。

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