先日、神戸の中央卸売市場に淡路高校の生徒さんが育てたグリーンリーフレタスが入荷していました。淡路高校といえば以前は淡路農業高校という校名でしたが時代の変遷とともにカリキュラム的にも幅が出てきて現在の校名となりました。
今、日本国内には農業高校や大学の農学部といった農業関連の教育機関は多くあります。しかし、それらの学校を卒業し農業を職業として選択する卒業生はごくわずかです。今の日本では農業が産業として成り立ちにくくなってきている現実があり、農業収入だけで都市部のホワイトカラーと同じレベルの収入を得るのは困難になってきています(もちろん例外はありますよ)
僕たちが企業人としてできる社会貢献、しかも本業を通して実行可能な社会貢献の一つに志の高い農業従事者の方と手を組み、再生産に値する真っ当な評価を生み出す価値説明を通して、実にささやかですが日本の農業の活性化を草の根から行っていくことなんだと感じます。
淡路高校の生徒さんたちが例え実習であれ、こうして物作りに取り組んでいらっしゃる事は私たちにとってもとても心強いことなんですよ。
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