昨日、平成18年度のひょうご経営革新賞の表彰式が兵庫県公館で行われました。この兵庫県公館は明治35年に作られた、かつての兵庫県庁で歴史を感じさせてくれる重厚な作りです。このひょうご経営革新賞は優良な経営の仕組みにより将来にわたって発展し続ける中小企業を表彰するものです。僕もこの勉強会に参加して様々な企業の実践的な取り組みを学びました。
その中の講演会ではJ・アート・レストランシステムズの望月広愛社長の経営品質への取り組みをお聞きすることができました。僕も経営品質について数回の勉強会を通して学んできましたが、その歴史的背景や考え方を充分に理解できていなかったことを痛感しました。また組織にその考え方を伝え実践に導くことこそ最も重要なのですが、そのシンプルでありながらも実に理にかなったやり方には感動してしまいました。この日本の中にこんな会社があるんだと驚きを感じました。
一つ一つの取り組みが組み合わさってとてつもない経営の仕組みが出来上がる、しかしながらパーツの一つ一つは「当たり前のこと」なんだということを感じました。当たり前のことを当たり前に実践することの難しさ、ひと皮破ることの難しさ、たくさんの問題意識を持ち帰ることができました。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。