青果物の出荷形態も従来はそのほとんどがワンウェイでの段ボール出荷が大部分を占めていました。一部の近郊生産地の葉物の出荷に出荷組合でカゴを買い取ってそれを市場との通い方式にして運用している事例はよく見かけます。
上の写真はイフコ・コンテナーシステムのレンタル方式の組立型のカゴです。イフコのコンテナはコンテナの流れと逆の流れで保証金(デポジット)が流れていくというビジネスモデルです。
そのメリットとしては...
1. 鮮度・品質の保持
予冷効果・通気性が高いので、鮮度・品質が保持されます。
2. 農作業の合理化
組立作業が非常に簡単、箱作りやフタ締めが不要となり、軽量で保管場所を取らないため、農作業の合理化を実現。さらに水濡れにも強く、雨天での作業も可能ですので、朝採りや露地野菜などに最適です。
3. 在庫の最少化
必要なときに必要なだけ借りられるので、手持ち在庫の最少化が可能です。
(イフコホームページより)
これ以外にもやはり発生するゴミの問題は深刻で、その処理にも半端ではないコストがかかります。自然界を相手にする僕たちのビジネスでは尚更のこと環境に対するインパクトを小さくすることを考えていかねばなりません。
イフコ・・・、京都市場でも使われています。
私も集荷したことがありますし、生産者に届けたりもしています。。
如何せん・・・、重い。。^^
他のダンボールが濡れるために積み合わせができない。。
輸送面で少し難があるような気がします。。
投稿情報: しょうし | 2006年4 月13日 (木) 20:11
しょうしさん
コメント有り難うございます。
主要取引先からイフコでの納品を要請されているため、わが社はイフココンテナのヘビーユーザーです。納品時に一番上のコンテナは蓋無し状態になったり、組み立てからが不充分で荷崩れしたりとか、商品保護や強度面にもやや問題有りです。
なかなか全ての面で満足できる方法って見つからないものですねぇ...
投稿情報: VEGE-MASTER | 2006年4 月14日 (金) 09:55