季節感のある食材の提案というのは、僕たちの仕事では重要なところです。今の時期と言えばやっぱり春野菜。春野菜の代表的なものにこのふきのとうがあげられます。
ふきのとうは漢字で書くと蕗の薹。ふきの花のつぼみで、雪の中から姿を現すのをみるとまさに春の使者を思わせてくれます。先日紹介した菜の花同様、ほんのりとした苦みがあります。まさに人間の体に春を呼び、春の感覚を覚醒させる優しい苦みですね。
僕はふきのとうの天ぷらがとても好きで、オーソドックスな食べ方ですが、香りも同時に楽しめます。揚げる特は低めの温度で揚げてつぼみを開かせるようにするのがポイントです。
この写真は「たらの芽」ではないのですか?
投稿情報: Anonymous | 2006年2 月 4日 (土) 22:03