僕は数学が非常に苦手です。小学校の算数の頃から何となく違和感のようなものを感じていました。算数が数学と名前を変える頃には違和感が異物感に変わり、ついには別世界のものになっていました。別世界のものになってしまっても、中学から高校に進むには受験という関門があり、それをスルーするにはその異物を無理矢理に飲み込むことが必要でした。
高校に進んで、その先に大学受験というものがおぼろげに見えてきたときに、大学受験には数学がなくても大丈夫なんだと知って(私立文系でした..)、それ以後の人生の全てにおいて、数学という地雷を跨いで人生を歩むことにしました。数学がなくても大学もなんとか入ることができたし、大学入学後は文系の中でも比較的数学の必要な経済学部でしたが、数学的要素のない科目のみで卒業もできました。
で、43歳にしてMBAプログラムを勉強するのに思いっきり数学が必要でした... 統計学からデータマイニング、ファイナンス系の金融工学やあらゆるものについて回るという恐るべき事実に一大決心しました。数学への再チャレンジ! さし当たって必要な微分と行列はその分野の本を買って読んでいます。今年の年末年始の休みにはガッチリ高校数学をやり直します。
「微分・積分」を楽しむ本―速度メーターから桜の開化予測まで、身近な話題でやさしく理解
この本で克服にチャレンジしていきます。「やりなおし高校の数学」はとても平易な表現で緩やかに僕の数学コンプレックスを解きほぐしてくれます。月並みな台詞ですが「もう少し、あの頃に勉強しとったらよかったなぁ」 後悔先に立たず...
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