夏野菜の代表格オクラ。納豆、ヤマノイモなどと並んで夏のスタミナ作りにはやっぱり粘りもの。タイやフィリピンからの輸入品や冷凍品のおかげで通年で楽しめます。でもオクラは発芽に25℃以上を要して、生育にも20℃から30℃は必要な夏野菜なんです。
普段見かけるオクラは五角形の品種がほとんどだと思うけど、他にも多角種や丸莢種もあります。家庭菜園でも作りやすいので、作られてる方も多いと思いますが、とにかく夏場の暑い時期は成長が早く、あっという間に大きくなってしまいます。大きくなりすぎると、固くなってしまうので、気をつけなきゃいけません。
秋から冬にかけて輸入のオクラが中心になるんですが、国内産でも産地のリレーで通年で回すことができます。冬場でも沖縄本島、石垣島と気候条件を追いかけることで可能になります。
神戸は外国人の方が多く暮らす町ですが、中でもインドの方々はオクラをすごく消費されます。オクラがエジプト生まれでインドに広く普及したっていう歴史も影響があるのかもしれません。
オクラの粘りはペクチン、ガラクタン、アラバンなどの混合物でタンパク質もタップリ。ペクチンは血糖値の上昇を抑制する効果があり、糖尿病を予防する効果もあります。まさに今が旬のオクラ。オクラで酷暑を乗り切りましょう。
ペクチンは血糖値の上昇を抑制する効果があり
との事ですが、一日 どの程度 摂れば良いの
でしょうか?
投稿情報: 明日があるさ | 2005年8 月 4日 (木) 07:09
コメントを頂き有り難うございます。
ペクチンをどれ位摂取すれば血糖値抑制に効果があるかは、医学的、栄養学的なことも関連してくるので、僕の知識ではとても手に負えないものがあります、申し訳ありません
単に栄養素を摂取するならサプリメントや栄養剤という手段もあるんですが、何故、野菜や果物から摂取するのか。過摂取にならない、体に緩やかに自然に取り込まれる..などのメリットもあるでしょうけど、最大のメリットは五感で食を楽しみながら摂取できることだと僕は考えます。
毎日の食事の中に、ペクチンを含むオクラなんかを様々な料理方法で楽しみながら、意識的に食べるようにしていただくことによって、自然な形で食生活に組み込んでいく事がいいんじゃないかと思います。
楽しく野菜や果物とお付き合いして下さると、この仕事に携わる僕としても幸せに思います。
投稿情報: VEGE-MASTER | 2005年8 月 5日 (金) 10:18
ご返事ありがとうございました
糖尿病を薬で抑える方法がありますが
薬膳 のほうで なんとかしたいと
思い頑張っています
寒天 、それから サトウキビの黒糖
にも かなりの効果があることが、
分かりましたので 食事に際して、摂って
いますが オクラモ早速 加えることに
しました。
投稿情報: 明日があるさ | 2005年8 月 5日 (金) 23:01
有り難うございます。
毎日の食を楽しみながら、自然な形で求める成分を摂取することができると素晴らしいと思います。オクラも一つの例だと思います。これからもいろんな野菜や果物を紹介していこうと思っていますが、そんな中で食生活に取り込む事のできるものを見つけてくだされば嬉しいです。
投稿情報: VEGE-MASTER | 2005年8 月 6日 (土) 10:37