椎茸の栽培法には菌床栽培と原木栽培の2種類があります。上の画像は菌床栽培による生椎茸です。
菌床栽培とはおがくずや米ぬかなどをブロック状に固めたものに椎茸の菌を打ち込んで、最も繁殖しやすい環境の下で管理して育てるのがこの方法です。菌床栽培は、最近では主流になってきた方法で、一年を通して安定した収穫が期待できます。今のような夏場ではこの方法が中心になります。
一方、伝統的に古くから行われてきているのが原木に穴を開けて、そこに椎茸の菌を植え込んで、林などの自然環境の中で椎茸を発生させる原木栽培です。自然の温度や湿度によって椎茸の発生がよくなったり悪くなったりするので、この方法は少なくなりつつあります。でも歯ごたえ、風味は原木の方がいいなぁって思います。
菌茸類(きのこ類)は近年、大資本による施設栽培が多くなってきました。テレビでもCMやってますもんね。工場で作られる野菜っていうのが近年よく言われるけど、きのこの世界では何年も前からこの手法がスタンダードになってます。
こんにちは。スクナカボチャに続いてコメント入れています。
私の友達もシイタケ栽培をしています。10年位前は原木栽培の素晴らしさを力説していましたが、いつのまにか菌床栽培に移っていました。
それはそうと畑にキノコがたくさん生えていました。調べると『カラカサタケ』という食べられるものでした。あまりおいしいものではありませんでしたが、『キノコ』、しかもシイタケの3倍くらいデカくて立派なものが我が畑から採れて感激しています。
投稿情報: とっちゃん | 2005年9 月20日 (火) 23:30
知人の椎茸生産者の方がいらっしゃるんですが、その方は脱サラして原木にこだわった椎茸栽培をされていましたが、原木だと季節的に極端に発生が悪くなるときがあって、菌床も並行して栽培するようになりました。いろんな難しい面があるんですね...
カラカサダケ、ネットで調べました。よく理解していないと食毒の判断が難しいですね。毎年、秋になると毒キノコの誤食の報道を見かけますね。
投稿情報: VEGE-MASTER | 2005年9 月22日 (木) 10:15