10月27日のことですが、僕の所属している兵庫県中小企業家同友会で「全兵庫経営研究集会」がポートピアホテルで行われました。第一部は記念講演で旭山動物園元園長の小菅正夫さんのお話を聞くことができました。かつてビジネススクールに通っていたとき、マーケティングの授業のケースワークにもよく登場した旭山動物園ですが実際にお話を聞くのは初めてでした（ビデオでは何回も拝見していますが．．）
聴いてみると実に含蓄に富んだお話で、マネジメントのエッセンスが至る所にたくさんちりばめられていました。どんな組織でもその根源の部分って言うのは人が動かすものなんだと実感しました。
そして第二部では様々なテーマの１０の分科会に分かれました。その中の第3分科会で「モチベーションの高いイキイキとした組織づくり」というテーマで60分の持ち時間で約80名に近い方々にお話を聞いて頂きました。こうした機会は普段の取組を振り返るにはすごくいい機会になります。会社を動かしていくまさにエンジンの部分であるモチベーション。まだまだ先に連なる永遠の課題でもあるんですね。
昨日、東京マラソンの落選通知が届きました。僕が申し込んだのはもちろんフルではなく10kmで募集人数の少なさもありましたが、やっぱり１３倍の確率を乗り越えれるクジ運は持ち合わせていなかったようです。日頃の不摂生を何とかしなければといつも思いながらも、平気でだらだら流されていってしまう自分に渇を入れるためにも、いい機会だと思ってたんですがね。
ジムに行ってマシンの上を時間を決めて走っているときは、5分とか10分とか時間がマイルストーンの代わりになるんですが、やっぱり外を走っているとあのコンビニまでこのペースで走ろうとか、あのビルまで走ったら折り返そうとかイメージの組み立てがとてもしやすくなるんですね。そんな意味では東京マラソンはすごく楽しく走れそうな要素が満載だったのになぁ。また、日頃のエクササイズをだれることなく維持するための目標になるものを何か探さなきゃいけません。また面白そうなものがあったら誘って下さいね。
このブログ、5月から更新していなかったのですが、これだけ放ったらかしにしていると更新しなくては．．という強迫観念めいたものも感じることもなく、別にやりたくなった時にやったらいいんじゃないのって思うようになってました。
昨日から熊本と宮崎に出張で訪れています。昨日は早朝より３６会でお世話になっている、熊本大同青果さんを訪問しました。今回の目的は秋冬期の果菜類での取組先を見つけるということでした。卸売市場の荷受会社さんなのですが、早朝5時10分からの朝礼、環境整備など青果業界では考えられないことを当たり前のようにやってのけているすごい会社です。熊本大同青果さんの考え方はセリ売りの充実でできることならセリのウエイトを５０％程度まで引き上げたいとのことです。いま全国的に見てもセリ売りのウエイトはどんどん低下し、今やセリを実施していない市場も多くなってきました。そう考えると相対取引が主流となってきている時流には逆行しているかのようにも感じます。
しかしながら、卸売市場が本来持っている青果物の価格形成機能、評価機能という部分はどんどんなくなっていき、卸売市場の存在意義がどんどん薄れていっているということも現実に起こっています。このことは相対取引中心に行われていることも要因の一つかもしれません。効率性を追求する中でセリ売りが衰退していき、相対取引が中心になっていく、そんな流れに僕自身も妥当性を感じていました。でも昨日見た圧倒的な活気の中で行われているセリの一幕に震えるほどのエネルギーを感じました。活気があるから素晴らしいというような単純な理由だけでなく、短時間に大量の商品を評価し、販売していく効率性に改めてセリ売りの意義を考えさせられました。
今日、健太郎トマトの初荷が届きました。健太郎トマトとは基本的な品種は桃太郎ですが、栽培方法に工夫をこらし、水分を抑え込んで旨みを凝縮させたトマトです。長きにわたってJA兵庫六甲さんと取引先の量販店さんと共に取り組んできた今の時期から初夏に向けてピークを迎える露地産のトマトです。
筋張ったトマトらしいトマトの面構え、そこからは旨みをぎっしりと吸い上げた力強さ、ほんのりとしたトマトの樹の香りなど五感を通して様々なメッセージが伝わってきます。
単純に職業人としてこんな感動をもっと多くの人に伝えていきたいって感じています。
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いきなりタイトルがビッグなんですが、ちょっと感じることがあったもので。タイトル負けしたらゴメンネ。
昨日と今日は青森に出張に行ってきました。青森での二日間お世話になりました、あすなろ青果の皆さん、JA全農あおもりの皆さん、本当にありがとうございました。往復の機内とホテルで田坂広志著の「目に見えない資本主義」を読んでました。その中でかかれてあった内容が今回感じた事と見事にマッチしました。
この写真は弘前でさくらんぼの生産をされている相馬さんの圃場を訪問したときのワンショットです。丁度さくらんぼの花が満開のタイミングでお邪魔したので、広大なさくらんぼハウスの中は花盛りでした。
ものづくりをされていて思い入れがあるのは当たり前のことなんですが、その思い入れが形になって現れていたのが実にきれいに整備されたさくらんぼハウスの内部でした。仕事柄こうした圃場を見せて頂くことは多くありますが、いい青果物を作ろうという姿勢が間違いなく伝わってくるときがあります。それは具体的に見える作物そのものからではなく、むしろ目には見えないもの、生産者の方の語り口、オーラ、その場に流れる空気、僕自身も上手く説明できないんですが熱が伝わってくるんです。この相馬さんからもそんな何かが伝わってきました。
こんな目に見えない価値って見えない人には見えず、見える人には見える。今回僕が感じたことは5年前には感じられたのか、3年前は感じられたか、よくわからないけど何らかの成熟を経ておぼろげながらでも感じられたのかもしれません。でも精神の成長が止まってしまったら見えなくなってしまうかもしれません。「目に見えない資本主義」に書かれてたのは、人間の精神の成熟は見えない価値が見えるようになるということでした。
人間の精神の成熟がそうなら、企業経営の成熟って何なんだろう、そんなことを感じます。迷走し、見失いそうになりそうになることもありますが、企業としてのスピリットが成長を続けるためにも闘います。たとえ刺し違えてもね。
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今日は奈良県の五條市を拠点に奈良県下から和歌山県の幅広い産地をカバーし、高い水準で生産者連携を実現されている王陰堂グループを訪問しました。今日お邪魔したのは王陰堂グループをバックボーンにカット野菜事業を西日本に展開されている株式会社オルトさんです。生産者グループをバックボーンとしているのは単なる業務提携レベルではなく、実際にグループ内の多くの生産者の方々が出資された上で成り立っているというのがオルトさんの強みでもあります。
生産者グループからの商品供給体制があるので国産の青果物を原材料として安定的に確保できることが大きな特徴です。それに加え次亜塩素酸ナトリウムによる洗浄を控えオゾン水を使用することによって青果物もいきいきします。
オルトさんのカット野菜工場もそうなのですが、王陰堂グループさん全体に貫かれている日本の農業を良くしていこうとする一貫した思想がとても強く感じられます。今日の訪問メンバーは３６会会長のタカサカ青果の高坂社長、そして埼玉の株式会社浅間の浅間社長です。明日は王陰堂グループさんの圃場を訪問します。
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今日は神戸市産業振興センターで兵庫県中小企業家同友会主催の合同企業説明会に参加してきました。同友会の共同求人に参加するのは今年で6回目です。今日は多くの学生さんに私たちのブースを訪問していただきました。
自社の事業や経営に対するスタンスをこうした機会に説明することはいわば普段取り組んでいることを再確認するという意味ですごくためになります。この画像で説明しているのは当社の安田部長。しゃべりも全開で熱い想いもガンガン伝わってきます。
こうした出会いの機会、ご縁を大切にしたいですね。来週のカネヘイの個別の企業説明会でももう少し踏み込んだ内容のお話をしようと思います。
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名古屋のタカサカ青果の高坂社長の呼びかけで、札幌の森哲の矢萩社長、大阪の新紙浅の西村社長と共に４人で同じ学年の同業者の勉強会として２年間取り組んできた３６会ですが、今年からは新しいメンバーを迎えることとなり、３月２日に東京にて第１回目の顔合わせを行いました。総勢１５名となった勉強会ですが、これからは学びの引き出しが増えて、今まで以上に多くの気づきに繋げられるんじゃないかと期待に満ちあふれてます。
この勉強会を始めたときに、僕たちの青果業界にはこんなにすごい経営者がいるんだと驚いたんですが、改めて広い日本を見渡すとまだまだ自分の視野の狭さを痛感しました。この出会いを実り多いものにしていかねばなりません。
場所を移して懇親会の一幕。矢萩社長の笑顔が最高ですね。食事は進み、酒を酌み交わしあい、いい会社を作っていこうとする想いが会場内を覆い尽くします。次回は５月に熊本での開催になります。新しいステップを踏み出した３６会、とてもワクワクするのもになりそうです。
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千葉県の幕張メッセで毎年この時期に開催されているFOODEX JAPAN 2010に行ってきました。食品関係では規模的にも国内では最大の見本市です。
今年は青果物関連の出展は若干少なかったように感じましたが、それでも工夫を凝らしてブース運営をされている企業も見かけました。こちらのブースは東京の大田市場の仲卸業者のブースです。生産者団体や商社だけではなく、仲卸もフーデックスに出展していました。
メキシコブースで見かけたメキシコ産の野菜。メキシコ産の青果物ではアボカドが日本でも多く流通しています。JAS基準をクリアしたオーガニックのアボカドなどの展示もあり、メキシコの日本のマーケットに向けての販売意欲がひしひしと伝わってきました。
大分県産のかぼすのキャラクター「カボたん」です。ゆるキャラでイメージアップをはかれるでしょうか。
各国、各県でブース出展しています。今年は海外のブースが占める割合が大きくなったように思います。
ここ数年よく見かけるようになったイベリコ豚。食のトレンドの仕掛けもこんなところで行われるんですね。
僕たちの地元神戸の伍魚福さんのブースも立ち寄らせていただきました。このたび「ひょうご経営品質賞」を受賞されました。僕たちカネヘイも引き続き経営品質に取り組んでいきます。
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昨日の日曜日、尼崎にあるつかしんのグンゼスポーツでASPクラシック・ラケットボールトーナメントが開催されました。ラケットボールをやり始め約１年半、確実に下り坂を転げ落ち続ける自分の体力を実感しながらやり続けてきました。僕が出場したのは男子のCクラス、いわゆるビギナークラスです。
今回は出張もかさなって練習不足は否めませんでしたが、試合独特の緊張感や雰囲気を味わうためにも、とにかく出場することが大事だと思って戦ってきました。出場者も少なくて表彰台に上がれるチャンスだったんですが、３位決定戦に敗れて惜しくも４位。表彰台は遠いんですよね。試合に敗れて自分のゲームの組み立て方のまずさや、弱点も浮き彫りになって、これから練習していく方向性も少し見えてきました。
この日はプロのプレーヤーも招待しエキシビジョン・マッチもありました。トップクラスのプレーヤーのすごさには本当にしびれました。今日の収穫は参加賞のTシャツでした。なかなかいいデザインでしょ。
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