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オーストラリア産アメリカンチェリー

　アメリカンチェリーといえば春から夏にかけてカリフォルニア産のものが出始めて、その後にオレゴンに産地が移っていきますね。でも日本で目にする秋から冬にかけてのアメリカンチェリーは南半球のオーストラリア産のものです。

　北半球と南半球の気候が逆転するということを活かしての栽培はいろんな品目で行われています。時期的に物珍しさもあってか、お値段はなかなかのものです。エアー便での入荷で鮮度も抜群です。糖度も高く、この時期にちょっと目先を変えるのにはいいですね。

　

寿いちご

　ブログ更新が滞り出すとホントにダメですね。かれこれ一ヶ月も放置してしまい更新にも随分とエネルギーが必要になりますね。今日から心を入れ替えて更新を続けようと心に決めたのでした。まあどこまで続くもんやらわかりませんが．．．

　このいちごは寿いちごという品種でも何でもなくて、福岡県産のあまおうです。あまおうのなまえの由来は「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとっての事というのは周知のことですね。まさにその特徴を体現しているのがこの画像のいちごですね。

　このいちごの出荷上の分類は「秀５L」という等階級になるのですが形状が扇形ということで出荷ケースにも「寿」というお目出度い表記があるんです。そんなに多く出回るものでもありませんが、見かけたら話の種に是非お試しを。ちなみに味は一般的な等級のものと変わんないと思いますがね。

　

TOPS MARKET

　バンコクに行ったときも時間を見つけてスーパーマーケットに行ってきました。やっぱりどこの国に訪れてもスーパーマーケットをみていると、その土地の生活を感じ取ることができてとても楽しいもんです。この日はバンコクの中心部にあるSilom Comlexにテナントとして出店しているTops Marketを見てきました。店内に入っていきなり目に入ったのがドラゴンフルーツでした。

　中国野菜も充実しています。タイ料理と中国料理では使う野菜もオーバーラップすることが多いですね。

　やはりタイ料理に使う野菜はさすが地元ですね。購入して持って帰りたかったほどすごいラインナップです。顧客動線を斜めに切っていたり随所に技のきいたスーパーマーケットでしたね。

　

カット野菜の普及

　先だっての視察旅行の時に郊外にある小さなスーパーマーケットに立ち寄ったときの写真です。店の大きさとしてはかなり小さなお店で、お世辞にも充実した品揃えとはいえないお店ですがこのサラダ用のカット野菜の充実ぶりには驚かされます。もちろん日本にいても近所のスーパーのどこにでも同じような類の商品は品揃えされています。でも日本ではまだまだ素材を購入してっていうのが基本です。

　日本国内でも関東と関西で比較すると関東の方が関西よりもはるかにカット野菜は受け入れられています。長年地域ごとに根付いた食文化というものはそんなに簡単に変わるものでもないし、そんな食文化から構築されてきた調理様式なんかもなかなか変わっていかないもののように思います。それでも確実に食の欧米化っていう波が訪れているのは間違いありませんね。

　

柚風呂

　冬至といえば柚とかぼちゃですね。昨日は取引先の方と食事をすることになり、その前に柚風呂にはいろうということになって、神戸の老舗サウナKRCへ行きました。昨日は風も強く寒い雨模様の天気でしたが、湯面いっぱいに浮かぶ柚で浴室内はその香りで満ちあふれてました。体の芯まで温まることができてとても幸せな気分になりましたね。

　柚風呂は、寒い時期でも健康に暮らせるように浴槽に柚を浮かべます。柚風呂は風邪を防ぎ、皮膚を強くするという効果があります。まだまだ寒くなるこれからの時期、そして年末へ向けてのラストスパートにとても有効なカンフル剤になりましたね。

　

KIN'S FARM MARKET

　KIN'S FARM MARKETはカナダのリッチモンドに本社を置く青果のリテーラーです。僕が見学したのはノース・バンクーバーのCapilano Mallにテナント出店している店舗です。KIN'S FARM MARKETはリッチモンド周辺の都市に多店舗展開しています。見学したときにはその辺の背景的なことを調べていなかったので随分オペレーションのしっかりした八百屋さんだと感じていました。

　単品ごとにかなりボリュームを持たせた商品展開ですが、この辺は多店舗展開しているメリットを活かしてスケールメリットの出るバイイングを行っているんだろうと感じました。それにしても色遣いは上手です。

　買い回る顧客が商品を手に取ることをとても意識した売場作りを行っています。またKIN'S FARM MARKETはメンバーズカードを発行して顧客の囲い込みも行っています。出来れば多店舗も視察してMD展開の統一性なんかも見てみたかったですね。

　

CAPERS ②

　店内にはいると基本照明は若干落とした感じで、スポット照明で商品をライトアップしていました。鮮度管理も抜群で、日本と海外では商品に求められるレベルが圧倒的に日本の方が高く、海外店舗を見たときにはそのギャップを感じることが多くありますが、CAPERSは日本国内のレベルとほぼ同等の商品レベル、商品管理でした。

　穀物類もオーガニックで統一されています。こんな売場でも見せ方がとても上手いですね。またその種類の多さにも驚きます。

　卵もオーガニックです。また写真を撮れなかったのですが総菜の売場も目を奪われて、思わずあれもこれもと購買欲が湧き出してくる売場でした。またバンクーバーも移民の多い街なので青果物にしても品揃えの幅が非常に豊富でしたね。

　

CAPERS ①

　バンクーバーに3店舗展開するオーガニックに特化した食品スーパーのCAPERSを見学しました。このCAPERSはかなり商品コンセプトの絞り込みがはっきりしていて、生鮮品のみならず加工食品、日配品などに至るまでしっかりとした品揃え方針が貫かれています。それだけ、オーガニックに対するニーズの底堅さを感じますね。

　店の前に止められていたCAPRESの車です。こんな車が走ってると店舗のイメージ付けにもいい効果をもたらしそうです。この店はイメージ付けだけでもなく実際の品揃え、売場作りも非常に丁寧に行われている印象を受けました。プライスラインも富裕層をある程度意識したところだと感じました。店内は次回にアップします。

　

Seafood City Supermarket

　１１月の研修視察旅行で立ち寄ったスーパーのお話しです。行程の中にラスベガスもあったのですがカジノでガンガンやるというのもイマイチだし、勢いよくショッピングという選択肢も考えられなかったので、ローカルのショッピングモールを見回ってました。

　Seafood Cityはそんな風に歩き回っていて見つけたスーパーです。その名の通り魚の売り方や品揃えは迫力たっぷり。鮮魚のコーナーと比較すると青果のコーナーはどうしても見劣りしてしまいます。それでも特徴的だったのはアジア料理に使う野菜の品揃えがすごく充実していたことでした。タイ産の米も幅広く品揃えされ、それを炊くための炊飯器までもが何種類もディスプレイされてました。おそらく近くのエリアに東南アジア出身の方たちが多く居住していることが容易に推察できます。多民族国家のアメリカならではのお店ですね。

　

パースニップ

　パースニップは日本ではそんなにメジャーではない野菜です。というよりは、かなりマイナーな存在ですね。形状はにんじんに似ています。にんじんと同じセリ科に属し地中海東部からロシアが原産地です。砂糖ニンジンという和名からもわかりますが、香りもよく、甘みがあります。若干の苦みがありますがそれも味わいの一つですね。煮くずれがしにくいのでこれからの時期に美味しいシチューやポトフに適しています。

　欧米ではかなりメジャーな野菜なのでスーパーでも簡単に手にはいるのですが、日本ではちょっと手こずります。やっぱりお手軽なところだとネットで手に入れるという方法でしょうね。シチューの具材に凝ってみるのもなかなか楽しいですよ。