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昨日、企業ファイナンス研究会に参加するために卒業以来初めてKGIBAに行きました。研究会を終え会社に戻ろうと駅まで歩いていたらご学友のstylish-lifeオヤジ殿が薬局の前で携帯電話でお話しされている姿を発見しました。久しぶりだったのでご挨拶でもと思い近づいていきました。
そのお話の内容はというと経営されているインドネシアの工場でトラブルがあって、その対処のため現地スタッフの方とインドネシア語でお話しされていました。その姿に経営者としてのオーラをが感じられました。でも何も知らない人が見れば、どう考えてもただの怪しいstylish-life オヤジにしか見えません。
ゆっくりお昼でもと思いましたがstylish-life オヤジ殿は製品開発の授業が、僕は会社に戻らねばならなかったので目の前にあった茶屋町の天丼あさひで一緒にランチしました。課題研究の進み具合などきかせていただきました。やっぱり忙しい中でタイムマネジメントされながら勉強されている姿に感銘を受けました。肝心の天丼はというと注文してから揚げたてを出してくれて、思ったよりも(失礼!)美味でなかなかの満足感でした。
投稿情報: 07:36 カテゴリー: 梅田・茶屋町周辺 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
今日はKG-MBA企業ファイナンス研究会が行われました。この勉強会は関西学院MBAマネジメント研究会が主催するファイナンス分野の勉強会で月に一度開催されています。今回のシリーズはファイナンスの御大であるK教授にご指導いただいてます。今日は僕たちの同窓生のクボタオヤジjr殿による研究発表が行われました。そのテーマは...
不確実性下における投資の意志決定の研究
人的投資へのリアルオプションの適用
というものでした。アメリカにおいて投資における意志決定指標はIRR、NPVの2つが圧倒的で、それに続いてハードルレート、回収期間、感応度分析と続き、リアルオプションを使うケースは更に少なくなっています。IRR、NPVを判断基準とするとその判断は保守的になりがちで資産を過小評価してしまうことがあります。企業の現場では投資判断においてGOもしくはSTOPという判断以外にWAITというケースも充分に価値を持ち、そうした柔軟性を持った投資判断を考えるためのツールとしてリアルオプションは非常に有効です。
更に、クボタオヤジjr殿は人的投資のケースにおいてスイッチングオプションという考え方を使って分析をして投資のタイミングを決定するシミュレーションを行っていました。通常のリアルオプションでは、例えば研究→開発→生産というような基本的には逆戻りがないようなケースで用いられますが、人的投資など逆戻りが発生するようなケースでスイッチングオプションを使い分析することが有用だと発表されていました。ファイナンスの世界も奥深いですね。とても勉強になりました。
投稿情報: 17:53 カテゴリー: MBA・学問のこと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
パセリには縮葉系のものと平滑葉系のものがあります。一般的に料理の付け合わせに使われるパセリは縮葉系のものの代表格です。一方、平滑葉系のものはといえば上の画像のイタリアンパセリがあります。最近ではイタリアンパセリもかなり一般的な野菜の一つになってきたように感じますね。
イタリアンパセリはその名の通りイタリア料理ではいろんな場面で活躍します。日本のパセリよりも香りや風味がややマイルドなので、日本のパセリが苦手な方でも比較的食べやすいかもしれません。最も手軽な食べ方はみじん切りにしてスクランブルエッグに混ぜ込みます。スクランブルエッグの香りのアクセント付けにもなり、しかも黄色とグリーンの色のコントラストが綺麗ですよ。
投稿情報: 17:48 カテゴリー: VEGE−FRUのこと | 個別ページ | コメント (5) | トラックバック (0)
今日は先週の合同企業説明会を受けての個別企業説明会を開催しました。今年は企業側にとっては採用が非常に困難な状況といわれています。先週の合同企業説明会でも参加学生数は昨年を大幅に下回りました。そのせいもあって僕たちの企業ブースを訪問してくれた学生さんも去年に比べると少なかったという結果に終わりました。
それでも参加いただいた学生さんのおよそ半分が個別企業説明会に参加してくれたことは非常に嬉しかったですね。学生さんからも熱心に質問を頂き、中身の濃い企業説明会になったと感じました。説明会の中で今年の新入社員がパワーポイントを使って自分の会社での一日の流れを説明してくれたり、一生懸命に先輩の立場になって説明してくれました。説明する姿にヒヤヒヤしながらも頼もしく感じられましたね。
投稿情報: 17:56 カテゴリー: お仕事の話 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
ラーニング・オーガニゼーションとは直訳すると「学習する組織」のことで、あらゆる組織と働くすべての人々が、情熱をもって共に学びあい、オープンに意見交換をし、貢献し合う状態を作ることで、働く人々のやりがいの向上と組織の柔軟で力強い成長、社会的価値の創出を目指すということです。
僕たちの会社のビジネスを考えると競争力の源泉はどうしても個々のヒューマンパワーに依存する部分が多くなってきます。このことは僕たちの業界に限ったことではありませんが、僕たちの今日のビジネスの中でのプロとしての目利き力や突出した専門知識、食のジャンルをクロスオーバーした複合的な提案力などの部分を企業としてのコアコンピタンスとして考えるなら、このラーニング・オーガニゼーションは避けては通れない考え方です。
日々の企業活動の中で日々発生する様々な問題に対して何らかの解決策を導く過程において、マニュアルなどの紋切り型の方法ではとても対応はできません。考え方に一本の串が通っているような共通の思いを持ち、マニュアルはなくとも組織のメンバーがほぼ同じ考え方に乗っ取ってブレの少ない解決策を出せる組織になりたいと思っています。毎月社内で行ってる勉強会の肝の部分はここら辺にあります。
投稿情報: 18:46 カテゴリー: お仕事の話 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
今日のお昼に神戸市兵庫区の塚本通にある塚本マルヤでとんかつライスを食べてきました。かなりの人気店で12時を過ぎたあたりから一気に店は満杯になります。タクシーの運転手の方が多く利用されているお店で、そこらあたりからも実力の高さがうかがい知れます。
このとんかつにライスのプレートが付いて600円という値段もかなりお得感があります。僕はここのデミグラソースが大好きなんです。しっかりした色目の濃厚な味わいのでミグラソースは、いかにもしっかりと昼飯を食べたという満足感を演出してくれます。他にもとんかつ、エビフライ、ハンバーグなどを組み合わせたランチメニューも充実しています。パワフルな午後を過ごそうという時には是非オススメです。
神戸市兵庫区塚本通3丁目1−7 078-575-3890
営業時間 11:00-14:30 17:00-21:00
投稿情報: 17:56 カテゴリー: 美味い!! | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
僕たちの仕事が青果物の卸売業なのは言うまでもありませんが、青果物を僕たちのお客様に納品する際には、様々な荷姿で納品します。全体のウエイトの中では青果物を原体のまま納品するのが大部分ですが、お客様の要望によって袋詰めを行ったり、結束を行ったり、包装形態を変更したり、いろんな種類の加工作業を行います。
加工作業を行うに当たっては、当然ことですが異物やゴミが混入してしまうリスクが発生します。こうした食品加工においての様々なリスクを回避するためにはHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)という管理手法がとても役立ちます。このHACCPとは原料の入荷から製造・出荷までのすべての工程の中で、予め想定される危害が発生する点を想定して、事前にその危害を防止するための重要管理点をモニタリングすることで、問題のある製品が生まれることを防ぐという手法です。ちなみにこの手法はアメリカの宇宙開発における宇宙食の安全性を確保するために生まれた手法です。
僕たちのような青果物の加工という分野でもリスク管理という考え方はとても大切です。袋詰め作業においても髪の毛の混入を上の画像のような髪留めで防止することができます。僕たちの会社での加工作業でももう少しきっちりとHACCP方式に沿った管理手法を考えていかねばなりません。
投稿情報: 06:38 カテゴリー: お仕事の話 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (1)